この演習では、Autodesk® CFD での境界条件の割り当てについて説明します。
[設定]タブで[境界条件]をクリックします。
![]()
モデルの外で右クリックします。[選択タイプ]をクリックし、[ボリューム]を選択します。
![[ボリューム]を選択](../images/exercise3-volume-selection.png)
次の部品を非表示にします。
車の車体
車輪
6個の窓
フロントガラス
リアウィンドウ
モデルは図のようになります。

モデルの外で右クリックします。[選択タイプ]をクリックし、[サーフェス]を選択します。

冷たい空気はフロント ガラスの下の矩形の開口部からキャビンに入ります。このサーフェスに温度と流量を割り当てます。このサーフェスを選択し状況依存ツールバーから[編集]ボタンをクリックします。

[種類] = [温度]、[単位] = [Celsius]、[温度] = 20 を指定します。[適用]をクリックします。

同じサーフェスに流量を適用するには、右クリックしてメニューから[前]を選択します。
右クリックして[編集...]をクリックします
[種類] = [体積流量]、[単位] = [m3/h]、[体積流量] = 100 を指定します。

流れの向きが正しいことを確認するため、クイック アクセス ツールバーからモデルをアウトラインまたは透明で表示し、流れの方向を示す矢印を確認します。正しくない場合、境界条件ダイアログの方向行で[方向反転]をクリックします。[適用]をクリックします。



モデルの表示をシェーディングに戻し、モデルを回転します。キャビン後部の 2 つの円弧サーフェスを選択します。状況依存ツールバー上で[編集]ボタンをクリックします。

[種類] = [圧力]、[圧力] = 0 を指定します。[適用]をクリックします。
高温条件下で停車中の車をシミュレートするには、キャビンの側面と上面に熱伝達率を適用します。これらのサーフェスを選択し状況依存ツールバーから[編集]ボタンをクリックします。
右側の 4 個のサーフェス
左側の4個のサーフェス
上側の 10 個のサーフェス


[種類] = [熱伝達率]、[係数単位] = W/m2/K、[熱伝達率] = 5、[温度単位] = Celsius、[参照温度] = 37 に設定します。[適用]をクリックします。

正しい境界条件の適用を確認:
モデル表面のストライプの色を左下の凡例と比較します。
さらに、サーフェス上にマウスを置いて適用された境界条件、単位、値を確認します。
条件の割り当てが間違っている場合ここで修正します。




これで、演習は終了です。