シーン エクスプローラのメニュー

シーン エクスプローラの主なメニューは、ダイアログ ボックスのメニュー バーにあります。また、ダイアログ ボックスの各種ユーザ インタフェース要素を右クリックすると、複数のコンテキスト メニューを使用できます。

[選択](Select)メニュー

すべてを選択(Select All)

リスト内のすべてのオブジェクトをハイライト表示します。リスト内のハイライトされた項目は、シーン内で自動的に選択されます。

選択を解除(Select None)

リスト内のすべてのオブジェクトのハイライト表示を解除します。

選択を反転(Select Invert)

ハイライト表示されていないオブジェクトをハイライト表示し、ハイライト表示されているオブジェクトをハイライト解除します。

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複数の子を選択(Select Children)

オンのとき、親オブジェクトはハイライト表示すると、その子もハイライト表示されます。

影響を選択(Select Influences)

オンのとき、影響のあるオブジェクトをハイライト表示すると、影響を与えているオブジェクトもハイライト表示されます。

このコマンドの選択時に[従属を選択](Select Dependents)がオンの場合、[従属を選択](Select Dependents)はオフになります。

従属を選択(Select Dependents)

オンのとき、別のオブジェクトに影響を与えるオブジェクトをハイライト表示すると、そのオブジェクトの従属もハイライト表示されます。

このコマンドの選択時に[影響を選択](Select Influences)がオンの場合、[影響を選択](Select Influences)はオフになります。

注: [従属を選択](Select Dependents)がオンの場合、ハイライト表示したオブジェクトの従属が従属を持っていると、これらの追加の従属もハイライト表示されます。たとえば、互いのインスタンスである 3 つの球があり、そのうちの 1 つがスプライン パスに制限されているとします。[従属を選択](Select Dependents)をオンにしてスプラインをハイライト表示すると、制限されている球とその従属もハイライト表示されます。他の 2 つの球はスプラインの従属ではありませんが、制限されている球の従属であるため、4 つのオブジェクトがすべてハイライト表示されます。

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大/小文字を区別(Find Case Sensitive)

オンにして[検索](Find)フィールドで検索すると、大/小文字含めて検索文字列にぴったり一致するものだけを見つけることができます。

ワイルドカードで検索(Find Using Wildcards)

オンにすると、[検索](Find)フィールドで標準のワイルドカードを使って検索できます。? は1文字を表し、* は複数の文字を表します。たとえば、Set11、Set21、Set31Set34 という名前のオブジェクトがある場合、[ワイルドカードで検索](Find Using Wildcards)をオンにして「Set?1」という語句で検索すると、最初の 3 つのオブジェクトはハイライト表示されますが、最後の Set34 はハイライト表示されません。「Set*」で検索すると、この 4 つのオブジェクトはすべてハイライト表示されます。

正規表現を使用して検索(Find Using Regular Expressions)

オンにすると、[検索](Find)フィールドで正規表現を使用できます。

たとえば、大文字の「A」で始まらないすべての項目をハイライト表示したい場合、[大/小文字を区別](Case Sensitive)と[正規表現を使用して検索](Find Using Regular Expressions)をオンにして、[^A]という検索語句を使用します。または、「sph」で始まり「1」で終わるすべての項目をハイライト表示したい場合は、[正規表現を使用して検索](Find Using Regular Expressions)をオンにして、sph.*1 という語句を検索します。同様に、すべてのライト ターゲットを見つけるには、.*Target を使用します。

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検索(Search)

[検索オプション](Advanced Search)ダイアログ ボックスが表示され、複雑なブール演算子を用いた検索語句を設定したり使用できます。

[表示]メニュー

オブジェクト タイプ(Object Types)

シーン エクスプローラ リストに表示されるオブジェクト タイプを選択します。このサブメニューで選択できる項目は、[表示](Display)ツールバーのオブジェクトタイプ ボタンに対応します。

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子を表示(Display Children)

選択すると、親子階層としてリンクされているオブジェクトを表示します。子は、親オブジェクトの下に展開可能なブランチとして表示されます。選択されていないと(既定値)、階層は考慮されず、指定したソート順ですべてのオブジェクトをリストします。

影響を表示(Display Influences)

選択したとき、影響のあるオブジェクトをハイライト表示すると、影響オブジェクトのテキストベースのフィールドの内容が青色で表示されます。既定値ではチェックマークが付いていません。

注: [影響を選択](Select Influences)がオンの場合、この機能は上書きされます。
従属を表示(Display Dependents)
オンにすると、従属オブジェクトを持つオブジェクトがリスト内でハイライト表示された場合に、オブジェクトの名前とその従属オブジェクトを太字で表示します。[階層別にソート](Sort By Hierarchy)モードにのみ適用されます。

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拡張フィルタを設定(Configure Advanced Filter)

[拡張機能フィルタ](Advanced Filter)ダイアログ ボックスが開き、複雑なブール演算のフィルタ条件を設定したり使用できます。

拡張フィルタを有効にする(Enable Advanced Filter)

[拡張機能フィルタ](Advanced Filter)ダイアログ ボックスで指定したフィルタを有効にします。

選択セットをフィルタ(Filter Selection Set)

選択すると、現在選択されている選択セットのみが表に表示されます。既定値ではチェックマークが付いていません。

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ダイナミック オブジェクト以外を表示(Display non-Dynamics Objects)
既定値では、このオプションはシーン エクスプローラではオンであり、MassFX エクスプローラではオフです。オンのとき、シーン エクスプローラではシーン内のすべてのオブジェクトが一覧表示されます。オフのときは、次のタイプのオブジェクトのみが表示されます。

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これらの選択肢は、[階層別にソート](Sort By Hierarchy)モードでは階層の表示を、[レイヤ別にソート](Sort By Layer)モードではレイヤの表示をコントロールします。

すべてを集約(Collapse All)
すべての階層またはレイヤを閉じ、トップ レベルの親またはレイヤのみがリストに表示されるようにします。
選択を集約(Collapse Selected)
選択したリスト エントリの階層を閉じます。
注: [Ctrl]キーを押しながら集約するノード名の左にある矢印をクリックすると、親またはレイヤ ノードの階層とそのすべての子ノードの階層を集約できます。
すべてを展開(Expand All)
すべての階層またはレイヤを開き、すべてのリスト エントリを表示します。
選択を展開(Expand Selected)
選択したリスト エントリの階層を開きます。
注: [Ctrl]キーをを押しながら展開するノード名の左にある矢印をクリックすると、親またはレイヤ ノードの階層とそのすべての子ノードの階層を展開できます。

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選択を自動的に展開(Auto-Expand to Selection)

オンの場合、ビューポートでオブジェクトを選択すると、そのオブジェクトの階層が展開され、選択したオブジェクトにスクロールします。オブジェクトを選択解除すると、リストが手動で展開された状態に戻ります。

オフの場合、シーン エクスプローラのリストに現在表示されていないオブジェクトをビューポートで選択すると、表示されている親オブジェクトがハイライト表示されます。また、[選択したオブジェクトを検索](Find Selected Object)を使用して手動で選択したオブジェクトに移動することもできます。

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トラック ビューで表示(Display in Track View)

選択すると、[トラック ビュー](Track View)ウィンドウが開きます。選択内のオブジェクトにアニメートされたトラックが含まれる場合、[トラック ビュー](Track View)のコントローラ ウィンドウにオブジェクトが表示されます。アニメートされたトラックが含まれていない場合は、ウィンドウは空です。

[編集](Edit)メニュー

これらのコマンドは、[階層別にソート](Sort By Hierarchy)モードでオブジェクトの切り取り、コピー、および貼り付けを実行できます。

ノードを切り取り(Cut Nodes)

ハイライト表示されているオブジェクトを切り取り、そのデータをクリップボードに格納します。

注: カットされたオブジェクトはシーン エクスプローラに表示されたままになりますが、別の場所(たとえば、他のオブジェクトの子として)に貼り付けると、元の場所から削除されます。
ノードをコピー(Copy Nodes)

ハイライト表示されているオブジェクトをコピーし、そのデータをクリップボードに格納します。

ノードを貼り付け(Paste Nodes)

カットまたはコピーしたオブジェクトを、ハイライト表示されたオブジェクトの子として、クリップボードからシーンに貼り付けます。複数のオブジェクトがハイライト表示されている場合は、一番最初のオブジェクトだけが使用されます。

注: コピーしたオブジェクトを貼り付ける前に、[クローン オプション](Clone Options)ダイアログ ボックスが開きます。設定を変更するか、または既定値のまま[OK]をクリックします。

[カスタマイズ](Customize)メニュー

[ツールバー](Toolbars)サブメニュー

このサブメニューのコントロールを使用して、各ツールバーの表示を切り替えることができます。詳細については、「シーン エクスプローラのツールバー」を参照してください。

  • [検索](Find): [検索](Find)ツールバーの表示を切り替えます。既定値はオンです。
  • [表示](View): [表示](View)ツールバーの表示を切り替えます。既定値はオンです。
  • [選択](Selection): [選択](Selection)コントロールの表示を切り替えます。既定値はオンです。
  • [ツール](Tools): [セル編集をロック](Lock Cell Editing)ボタンの表示を切り替えます。既定値はオフです。
  • [表示](Display): オブジェクトタイプのフィルタ ボタンの表示を切り替えます。既定値はオフです。
  • [コンテナ](Container): [コンテナ](Container)ツールバーの表示を切り替えます。既定値はオフです。
  • [ダイナミクス](Dynamics): [MassFX エクスプローラ](MassFX Explorer)ツールバーの表示を切り替えます。既定値はオフです。
カラムを設定(Configure Columns)

カラムを設定](Configure Columns)ダイアログ ボックスが開き、シーン エクスプローラのレイアウトに列を追加できます。これを行なうには、新しい列の見出しを既存の列の見出しにドラッグするか、リスト内の項目をダブルクリックします。

レイアウト(Layout)

シーン エクスプローラのツールバーを配置する方法を選択できます。

  • [垂直](Vertical): (既定) 「シーン エクスプローラのツールバー」で説明されているように垂直方向のレイアウトを使用します。
  • [水平](Horizontal): 水平方向のレイアウトを使用し、シーン リストの上にすべてのツールバーを表示します。