IAcStPlugin2 インタフェース(ActiveX/CSP)

プラグインが図面標準仕様の確認処理に参加できるようにするインタフェース。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

名前空間: AcStMgr

アセンブリ: AcStMgr.tlb

クラス情報

クラス名

IAcStPlugin2

オブジェクトの継承
Object
   IAcStPlugin2
作成時に用いる項目

VB.NET

Public Class <custom_class_name>
    Implements AcStMgr.IAcStPlugin2

    ...
End Class

C#

internal class <custom_class_name> : AcStMgr.IAcStPlugin2
{
    ...
}
経由する項目

VB.NET

User-defined variable

C#

User-defined variable

メンバー

次のメンバーはこのオブジェクトの一部です。

注意

IAcStPlugin2 インタフェースは、AcStErrorIterator オブジェクトによって管理される図面の確認に参加するプラグインによって実装される必要があります。プラグインは、このプラグインが定義し実装した標準仕様のセットを使用して図面でエラーをチェックし、標準仕様フレームワークによってこのプラグインに渡される AcStError オブジェクトを作成することによってエラーをレポートします。プラグインは、必要に応じて、AcStFix オブジェクトを作成することによりエラーを修正するためのコードを実装することができます。プラグインは、プラグインのバージョンや作成者のような情報を提供するためのメソッドも実装します。

すべてのプラグインに特定のプロパティとメソッドの定義を含める必要があります。一方、その他のプロパティとメソッドは、プラグインが AutoCAD プログラム の CAD 標準仕様機能とバッチ標準チェッカーのいずれをサポートするのか、またはこの両方をサポートするのかに基づいて省略できます。次の表に、IAcStPlugin2 インタフェースを実装するカスタム クラスまたはこのインタフェースから継承するカスタム クラスの一部として、いつどのプロパティとメソッドを定義する必要があるかの概要を示します。

メソッド名/プロパティ名 CAD 標準仕様 バッチ標準チェッカー
メソッド    
CheckSysvar 必須 オプション
Clear 必須 オプション
Done 必須 オプション
FixError 必須 オプション
GetAllFixes 必須 オプション
GetError 必須 必須
GetObjectFilter 必須 必須
GetPropertyDiffs 必須 オプション
GetRecommendedFix オプション オプション
Initialize 必須 必須
Next 必須 オプション
SetContext 必須 オプション
SetupForAudit 必須 必須
StampDatabase 必須 オプション
Start 必須 オプション
UpdateStatus 必須 必須
WritePluginInfo オプション オプション
プロパティ    
Author 必須 必須
Description 必須 必須
HRef 必須 必須
Icon 必須 必須
Name 必須 必須
Version 必須 必須

バージョン情報

バージョン: AutoCAD 2004 以降