Application オブジェクト(ActiveX)

AutoCAD アプリケーションのインスタンス。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

クラス情報

クラス名

AcadApplication

オブジェクトの継承
Object
   AcadApplication
作成時に用いる項目

VBA

GetObject("AutoCAD.Application.25.0")
CreateObject("AutoCAD.Application.25.0")
注: Windows 版 AutoCAD LT の場合、このオブジェクトを修正することはできますが、作成することはできません。
経由する項目

VBA

object.Application

メンバー

次のメンバーはこのオブジェクトの一部です。

注意

Application オブジェクトに関連するプロパティは、メイン アプリケーション ウィンドウのプロパティを反映します。メソッドによって、外部アプリケーションおよびインタフェース オブジェクトのロードや、現在ロードされている外部アプリケーションおよびインタフェース オブジェクトのリスト表示を行います。

アクティブなドキュメント(AutoCAD 図面)には ActiveDocument プロパティを使用してアクセスすることができます。

VBA から Application オブジェクトにアクセスするには、Thisdrawing.Application を使用します。VB から Application オブジェクトにアクセスするには、Visual Basic 7 関数の GetObject または CreateObject を使用します。

AutoCAD が実行中の場合、GetObject 関数は現在の AutoCAD Application オブジェクトを取り出します。AutoCAD の複数のセッションを実行中の場合、GetObject 関数は Windows の Running Object Table の最初の AutoCAD インスタンスを返します。GetObject によって返されるセッションの確認方法についての詳細は、Running Object Table(ROT)および GetObject 関数について Microsoft Visual Basic 7 のマニュアルを参照してください。

バージョンに依存しない ProgID を使用します。CreateObject または GetObject 関数がバージョンに依存しない ProgID を使用する場合は、その関数がバージョンに依存する ProgID を使用するように変更します。たとえば、CreateObject("AutoCAD.Application")CreateObject("AutoCAD.Application.25.0") に変更します。.

アプリケーション オブジェクトは ActiveX インタフェースの グローバル オブジェクトでもあります。つまり、Application オブジェクトのすべてのメソッドおよびプロパティをグローバルな名前空間で使用できます。

AutoCAD セッションを終了するには Quit メソッドを使用します。