Oracle データ読み込み: フィーチャ クラスとドメインをマッピングする

次のセクションでは、[新規マッピング定義を作成]ダイアログ ボックスで指定する設定について説明します。

フィーチャ クラスをリンクするには

  1. [フィーチャ クラス]タブをクリックします。

    まだリンクされていないフィーチャ クラスは特殊なアイコン でマークされます。

  2. ソース フィーチャ クラスと最終フィーチャ クラスを選択します。
  3. [フィーチャ クラスをリンク]をクリックします。

    リンクされたフィーチャ クラスは[リンクされたフィーチャ クラス]リストに追加されます。アイコンは、一部の属性をマッピングする必要があることを示しています。

  4. [フィーチャ属性]タブをクリックします。
  5. リンク済みフィーチャ クラス行を選択し、[フィーチャ属性をリンク]の下で、属性をリンクします。

マッピングを指定するときは、テーブル名 / 属性名 NULL を使用して明示的にアイテムを移行しないようにすることができます。これにより、システムはアイテムを未リンクとしてマークしません。たとえば、別のユーザと環境設定を共有する場合、NULL アイテムは未リンクとしてマークされません。ただし、他のインダストリ モデルのその他のフィーチャ クラスと属性は未リンクとしてマークされず、不足しているマッピング定義を追加できます。

フィーチャ属性

フィーチャ属性をリンクするときは、システムは属性タイプを確認します。たとえば、Number(10)タイプの属性を Number(1)タイプの属性にリンクすることはできません。また、SDO_GEOMETRY タイプの属性を Varchar2 タイプの属性にリンクすることはできません。

最終属性が NOT NULL タイプである場合、DECODE コマンドは既定値を挿入します。

ソース属性名と最終属性名の両方が ORIENTATION である場合、およびソース属性が Number(20,8)タイプの属性である場合、システムは最終属性のタイプを Number(20,8) に変更します。

FID 属性

ソース属性 FID を最終属性 FID にリンクすると、アプリケーションは T2T_FID 属性を作成します。リストで、T2T_FID は FID 属性の横の括弧内に表示されます。T2T_FID にはソース FID を格納します。一貫した FID を生成するために、最終 FID はデータ転送の間に新しく生成されます。T2T_FID (ソース FID)はフィーチャ間のリレーションをリストアするために使用されます。

Oracle データ読み込み: フィーチャ属性プロパティの編集」を参照してください。

フィーチャのリレーション

他のフィーチャに対するリレーションを復元できます。このために、ソース FID は T2T_<属性名> システム属性に格納され、更新 SQL スクリプト(Post SQL)が作成されます。Post SQL は移行後に実行されます。[リンク済みフィーチャ属性]リストの[プロパティ]の下で、PostScript エントリは Post SQL が作成済みであることを示しています。

Post SQL を編集するには、[編集]アイコンをクリックします。「Oracle データ読み込み: SQL 文とプレースホルダ」も参照してください。

ドメイン テーブル リレーション

ソース属性と最終属性の両方がドメイン テーブルとのリレーションを持っている場合、ドメイン テーブルをマッピングする必要があります。つまり、ソース ドメイン テーブルの値を最終ドメイン テーブルの値に割り当てます。

例: 1=赤、2=青、3 =黒など、ソース ドメイン テーブルがカラーを指定しています。ソース ドメイン テーブルを最終ドメイン テーブルに割り当てます。ここで、値 53=赤、54=青、55=黒を格納します。次に、ドメインの値をマッピングします。この移行により値は、1 から 53、2 から 54、3 から 55 にそれぞれ変更されます。

ソース ドメイン テーブルの値を最終ドメイン テーブルにコピーするには、値を選択し、[コピー]アイコンをクリックします。たとえば、不足している値を追加します。これにより、数値キーで 10001 で始まる KEY 値を作成し、 SHORT_VALUE をコピーします。