この演習では、単純なレバー アーム パーツの線形静的応力解析を実施します。ここでは、入門レベルの CAD ベースのシミュレーション システムでよくある境界条件を使用します。後の演習では、ここで実施する手順を基に、解析手順を細分化し、シミュレーションの全体的な精度を改善します。
モデルは、次の図のようなレバー アームです。
Autodesk Inventor を起動し、Cast Lever.ipt をトレーニング演習フォルダの Section 5 - Cast Lever サブフォルダから開きます([スタートアップ] > [起動] > [開く])。
このような表示になります:
次のように、リボンの[環境]タブをクリックして、Autodesk Inventor Nastranをクリックします。
モデル ツリーで、[理想化]ノードを展開し、「ソリッド 1」など、既存の定義があるか確認します。ある場合は、
をクリックします。この操作を実行すると、不必要な材料がパーツのメッシュおよび解析で表示されなくなります。
実行が完了したら、解析の完了を示すメッセージ ボックスの[OK]をクリックします。
このような表示になります:
変位をアニメーション化するには、次のように、[変位]を右クリックして、[アニメーション]をクリックします。
アニメーションを停止するには、[変位]を右クリックし、[アニメーション]をクリックしてオフにします。
フォンミーゼス応力をプロットするには、
をクリックします。
要素エッジをオフにするには、
をクリックし、[プロット]ダイアログ ボックスで[表示オプション]タブをクリックして、[要素エッジ]スライダをクリックして左に動かします。
このような表示になります:
この演習では、キャスト レバーに荷重および拘束を正しく適用するために必要な工学値を計算しました。使用した手順は、最初の(片持ちビームの)演習で使用した手順と同様でしたが、モデルは実世界のパーツでした。[プローブ]ツールの使用など、結果を抽出する方法についても学習しました。
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