ダイナミックマシン制御 タブのアイテムは、グラブハンドルと併用されます。グラブハンドルの使用方法に関する詳細については、インタラクティブにマシンを再配置する方法 を参照してください。
[ツールパス編集] タブ > [編集] パネル > [ダイナミック マシン制御] をクリックし、ダイナミック マシン制御 タブを表示します。
注: ダイナミック マシン制御機能は、全工具に対して利用することができます。次の場合はすべての機能が使用可能です: ボール エンド ミル、R 付きエンド ミル、エンド ミル、バレル、テーパー付きボール エンド ミル、テーパー R 付きエンド ミル。その他の工具の場合、機能は制限されます。
このタブには、以下のオプションが表示されます。
工具パネル
- リストから、シミュレーションを行う工具を選択します。これにより、現行ツールパスに使用されていない工具のシミュレーションが可能になります。代替工具の加工ジオメトリがオリジナル工具と同一の場合、[ダイナミック マシン制御] タブ > [編集] パネル > [ツールパス更新] をクリックし、代替工具を使用することができます。
工具軸制御パネル
- アクティブ作業平面グラフィック - アクティブ作業平面にアラインされたグラブハンドルを表示します。
- マシン グラフィック - マシンの軸にアラインされたグラブハンドルを表示します。
- 工具配置グラフィック - アクティブ作業平面の XYZ 軸で、マシンの同時移動が可能になります。
設定パネル
- 設定 - ダイナミックマシン制御 ダイアログを表示します。このダイアログでは、工具方向(ポジション、軸)、および、工具回転軸の動作を制限するための増分値を指定します。
- マシン ポジション - マシン ポジション ダイアログを表示します。マシンポジション ダイアログには、各機械軸のポジションが表示されます。このダイアログは、参照目的として使用、または、ダイアログのインタラクティブ機能により、機械軸の微調整にも使用可能です。
- 工具ポジション - 工具ポジション ダイアログを表示します。工具ポジション ダイアログを使用し、シミュレーション中の工具座標を表示します。ツールパスのシミュレーション、または、マシンポジションの編集により、座標が更新されます。
ユーティリティパネル
- 設定交換 - 工具軸を変更せずに、PowerMill はマシンの再方向付けを行います。これは、非対称ヘッドの後退時に有用です。
- ビューにアライン - 現行ビュー方向に工具軸方向をアラインします。
- ツールパスにアライン - ツールパスに工具軸方向をアラインします。
- 作業平面作成 - メニューからオプションを選択し、新規作業平面を作成します。
- 工具にアライン - マシンにアラインする作業平面を作成します。
- 工具先端 - 工具先端に作業平面を作成します。
用途に適した作業平面を選択します。
履歴パネル
- 元に戻す - 最終変更前の状態に戻します。
- やり直し - 元に戻した編集をやり直します。
有効性パネル
- 最近接有効ポジション - 実際のリミットを超過してマシンを移動すると、PowerMill は最近接有効ポジションまで工具を戻します。
状態パネル
- エラーが発生すると、PowerMill はいずれかのアイコンを表示します。エラーの深刻度により、異なるアイコンが表示されます。アイコン上にマウスオーバーすると、詳細情報が表示されます。
終了パネル
- 了解 - 変更を了解し、ダイナミックマシン制御タブを閉じます。
- キャンセル - 変更を保存せずに、ダイナミックマシン制御タブを閉じます。