ホルダープロファイル タブでは、ツールパスの計算中に、ツールパスの工具ホルダー、および、シャンクの最大形状を計算します。計算後に最大形状内の特定のホルダー、および、シャンクを確認し、干渉チェックをせずにパーツの加工が可能になるようにします。
工具 ダイアログの表示方法
ホルダープロファイルを計算するには、工具アセンブリが以下の条件を満たしている必要があります。
このタブには、以下のオプションが表示されます。
ツールパス一覧 - 当該工具を使用する全ツールパスおよび当該工具による加工内の干渉の有無を表示します。リストには、以下の 4 項目が表示されます。
- 工具アセンブリは加工中にパーツと干渉しません。
- 工具アセンブリはパーツと干渉します。 干渉コンポーネントは、赤色でシェーディングされます。
- ツールパスプロファイルは未計算です。
全ツールパスを含める - ホルダープロファイルの計算に全ツールパスを含めます。
全ツールパスを除外 - ホルダープロファイル計算から全ツールパスを除外します。 これは、ツールパスの選択をリセットし、個別にツールパスを選択する場合に有用です。
工具コピー作成 / 選択ツールパスと関連付け - 工具プロファイルのコピーを作成し、古い工具と関連付けられていたツールパスを新規工具に関連付けます。
以下のように作用します。
新しい工具に関連付けられたツールパスは 2 つです。
ホルダークリアランス - モデルと工具ホルダープロファイル間の最小許容距離を指定します。
シャンククリアランス - モデルと工具シャンクプロファイル間の最小許容距離を指定します。
ホルダープロファイル タブには、ホルダープロファイル、および、シャンクプロファイル が表示されます。
ホルダープロファイル のみを表示する場合、ホルダー タブを選択します。
トレランス - 工具ホルダープロファイルがモデルをたどる精度を指定します。
最大プロファイル直径 - ホルダー、または、シャンクプロファイルの最大直径を指定します。値が 0.0 の場合、最大直径は設定されません。
最大プロファイル直径 - 0.0 (無制限):
最大プロファイル直径 - 90:
プロファイルを再計算 - 状態の全ツールパスのプロファイルを計算します。
工具アセンブリ - 工具アセンブリ、および、ホルダープロファイル の定義済みパーツを表示します。
ツール<so>つーる
シャンク
ホルダー
ホルダー プロファイル
- リストから値を選択し、工具アセンブリの拡大 / 縮小を行います。 その後、マウスを使用してイメージのパーンを行います。
- スライダーバーを使用し、工具アセンブリを拡大 / 縮小します。 その後、マウスを使用してイメージのパーンを行います。
工具アセンブリ プレビュー - 工具アセンブリ プレビュー ダイアログを表示します。このダイアログでは、工具アセンブリ パネルでは大き過ぎて効果的に表示できない工具の詳細を確認することができます。
工具アセンブリ読込み - 工具アセンブリインポート ダイアログを表示します。 このダイアログから、PowerShape、または、別の CAD プログラムで作成された工具、シャンク、ホルダープロファイルの読込みが可能です。工具アセンブリでは、定義済み工具は黄色、シャンクは緑色、ホルダーはピンク色で表示されます。 このボタンは、カスタマイズ工具 および ルート工具 ダイアログのみで有効になります。
工具エンティティ再利用 - 現行工具に基づいて、新規工具エンティティを作成します。 作成されたエンティティには、元の工具名に _1 が追加された名称が付きます。その後、オリジナル工具を変更せずに、パラメーターの変更が可能です。ただし、オリジナル工具がアクティブツールパスに使用されている場合、オリジナル工具アセンブリが新規工具アセンブリに変更するため注意が必要です。これにより、既存の工具定義に対するシャンク、および、ホルダーの作成が可能なため、干渉チェック時に有用です。
工具アセンブリクリアー - 工具アセンブリ内の全アイテムを削除します。 エクスプローラーに
が表示され、工具が無効であることを示します。
工具データベースに当該工具追加 - 工具データベース エクスポート ダイアログを表示します。工具データベース に工具を追加すると、当該工具の再利用が可能になります。