Vault Client アプリケーションの特定の設定は、Vault Client および Vault Add-in のパフォーマンスに影響を及ぼす場合があります。
Vault Client プログラムで一般的に使用される設定です。グリッドを表示する情報を追加するために使います。通常は、どのように設定しても性能が大きく損なわれることはありません。しかしサムネール プロパティなど、表示に多少時間がかかるフィールドもあります。こういったフィールドは、通常は非表示にしておき、必要な場合にのみ表示するよう切り替えるとよいでしょう。
設計アプリケーション用のアドインを追加すると、消費メモリ容量も増えることになります。これらのアドインによって消費されるメモリは通常小さいですが、クライアントのメモリ使用状況を確認することをお勧めします。問題が発生しがちなのは、Vault を導入する以前の、クライアント CAD モデル自体が搭載メモリの大部分を消費していたような場合です。メモリの使用状況を確認する手順については、「サーバ用メモリ」のセクションを参照してください。
ディスクが断片化すると、サーバと同様、クライアント側も処理性能が損なわれます。断片化の状況を分析する手順は、サーバの場合と同じです。