Maya 2026.3 Update の新機能

Maya 2026.3 Update へようこそ!Maya 2026.3 Update は、Autodesk Account から入手できます。

このリリースの修正事項を含む技術的な詳細については、「Maya 2026.3 Update リリースノート」を参照してください。

ここ数年間における Maya の進化については、「Maya タイムライン」をご覧ください。

新しいデモプロジェクトを試して、コンテキストでアニメートを体験してみてください。

グラフエディタ(Graph Editor)のチャネルセット(Channel Sets)は、アニメータがアニメーションのチャネルグループを整理し共有するための強力な手段を提供します。

ダイナミックジオメトリアトリビュートはテクニカルアーティストに高度な頂点単位の分析ツールを提供します。これにより、キャラクタのデフォメーション品質を向上させ、アニメートされたしわなどのプロシージャルエフェクトを作成したり、リグの問題領域を簡単に特定したりできます。

Maya のカメラシーケンサ(Camera Sequencer)で、拡張された、より直感的なショット作成ワークフローにアクセスできるようになりました。

LookdevX 1.10.0 for Maya のカラー管理とジェネレーティブテクスチャ API が改善され、ドキュメントも強化されました。

USD for Maya 0.34 にアセットリゾルバ(Asset Resolver)が導入され、アセットのロードが合理化され、プロジェクトの移植性が向上しました。

Bifrost 2.15.0.0 では、リジッドボディダイナミクスシミュレーションの初期リリースが導入され、破砕やブール演算のモデリング操作など、多くの改善が加えられています。

Maya 2026 以降の MtoA のアップデートでは、新しい推論イメージャが導入さました。また、グローバルライトサンプリングの改善、その他の機能強化とバグ修正を行いました。

その他の新機能

このリリースの Maya には、次のような変更や改善点が含まれています。

グラフエディタのピン	グラフエディタ(Graph Editor)の新しい表示 > ピンを表示(View > Show Pins)メニュー項目を使用すると、ピンの表示/非表示を切り替えることができます。既定ではピンが表示されますが、チャネルのグループを保存し整理する機能を提供するチャネルセットを優先して、非表示にすることができます。
MotionMaker ジェネレータのコンテキストメニュー	MotionMaker エディタ(MotionMaker Editor)でジェネレータを右クリックしてキャラクタキー操作のコンテキストメニューにアクセスできます。ワークフローの迅速化と合理化が可能になります。
ダイナミックジオメトリアトリビュートのサンプルファイル	アニメーション > ダイナミックジオメトリアトリビュート(Animation > Dynamic Geometry Attributes)のコンテンツブラウザ(Content Browser)に、新しいサンプルファイルが追加されました。
Autodesk Flow 0.11.0	Maya 2026.3 には Flow 0.11.0 が含まれており、Flow デスクトップサービスがインストールされます。これにより、コンテキストでアニメート(Animate in Context)などの Flow 連携機能を利用できるようになります。Flow の最新バージョンは、Autodesk Accountで確認できます。