工学的検証オブジェクトを使用して、ネットワーク データに対する追加チェックのセットを定義し、想定される工学値と一致していることを確認します。
工学的検証は、[ネットワークの検証]ダイアログで[工学的検証の実行]を選択し、選択ボックスに工学的検証オブジェクトを追加すると適用されます。
標準値を外れたデータ アイテムごとに、出力ウィンドウに情報メッセージが表示されます。このウィンドウを使用して、メッセージが表示されたフィールドを調査できます。
新しい工学的検証オブジェクトを作成するには、まずモデル グループ内に工学的検証グループを作成する必要があります。詳細については、「モデル グループ内にグループを作成する」および「グループ内にデータベース オブジェクトを作成する」を参照してください。
工学的検証オブジェクトは、既定のルールと値が既に含まれている状態で作成されます。新しい検証ルールを追加することはできませんが、ルールのオンとオフを切り替えたり、任意のルールで使用される閾値を変更したりすることができます。
既定のルール セットは[工学的検証]ダイアログに表示されます。次の検証ルールを変更できます。
検証ルールの新しいセットを使用するには、[ネットワークの検証]ダイアログの選択ボックスで工学的検証オブジェクトを指定する必要があります。
既定の工学的検証ルールにより、次のメッセージが表示されます。
次の表の[ルールをチェック]列で、値の意味は次のとおりです。
| 検証メッセージ | ヘルプ テキスト | 単位 | ルール ID | ルールをチェック | 最小値 | 最大値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
管渠延長が想定範囲外です。 |
管延長 < 最小値または > 最大値 |
1001 |
1 |
0.5 |
1000 |
|
|
管径が想定範囲外です。 |
管径 < 最小値または > 最大値 |
1002 |
1 |
25 |
1500 |
|
|
管渠 HW 粗度が想定範囲外です。 |
HW 粗度 < 最小値または > 最大値 |
|
1003 |
1 |
50 |
200 |
|
管渠 CW 粗度が想定範囲外です。 |
CW 粗度 < 最小値または > 最大値 |
|
1004 |
1 |
0.01 |
50 |
|
管渠 DW 粗度が想定範囲外です。 |
DW 粗度 < 最小値または > 最大値 |
|
1005 |
1 |
0.002 |
0.09 |
|
ジオプラン上から計算された延長値が想定範囲外です。 |
リンク座標とジオメトリから計算された長さ < ユーザー定義の長さの最小値(%)または > 最大値(%) |
|
1006 |
1 |
90 |
110 |
|
管渠の粗度タイプが想定外です。 |
管にネットワークの大部分で使用されていない摩擦タイプがあります。 |
|
1007 |
1 |
|
|
|
開渠の上流ノードと下流ノードのエリア コードが異なっています。 |
管の上流ノードと下流ノードに異なるエリア コードがあります。 |
|
1008 |
1 |
|
|
|
管渠のユーザー定義デフォルト値がそのままになっています。 |
このルールは、外部データから読み込まれた既定値を含む可能性があるフィールドを識別するために使用されます。 管フィールドの値が 99 または 999 です。 |
|
1009 |
1 |
99 |
999 |
|
リンクが重なっています。 |
リンクの頂点が別のリンクの頂点と一致しています。つまり、リンクが互いに重なり合っています。 |
|
1010 |
1 |
|
|
|
ノードの地盤高が想定範囲外です。 |
ノードの高さ < 最小値 AD または > 最大値 AD |
2001 |
1 |
0 |
1000 |
|
|
需要ノードの需要がゼロ、あるいは欠落しています。 |
ノード需要データが不完全です。 |
|
2002 |
1 |
|
|
|
ノードのユーザー定義デフォルト値がそのままになっています。 |
このルールは、外部データから読み込まれた既定値を含む可能性があるフィールドを識別するために使用されます。 ノード フィールドの値が 99 または 999 です。 |
|
2003 |
1 |
99 |
999 |
|
ノード近接値: ノード間の許容近接範囲 |
ノード < 別のノードからの最大値(ノード座標から計算される距離)。 |
2013 |
0 |
|
1 |
|
|
システム タイプ: ノードが異なるシステム タイプに接続されています |
システム タイプ: ノードが異なるシステム タイプに接続されています (ノードに、接続されている 1 つまたは複数のリンクと異なるシステム タイプがあります)。 |
|
2014 |
0 |
|
|
|
貯水池/配水池のボリュームが想定範囲外です。 |
貯水池のボリューム < 最小値または > 最大値 |
3001 |
1 |
10 |
10000 |
|
|
貯水池/配水池の水深/ボリューム表にて、最後の入力値が最高水位と最低水位から計算された値に一致していません。 |
貯水池の水深/ボリューム グリッドの最後の水深エントリが、最高水位と最低水位から計算された水深と等しくありません。 |
3002 |
1 |
|
|
|
|
貯水池の地盤高と最低水位の差が想定範囲外です。 |
貯水池の地盤高と貯水池の最低水位の差 < 最小値または > 最大値 |
3003 |
1 |
-10 |
30 |
|
|
貯水池の地盤高と最低水位の差が想定範囲外です。 |
貯水池の高度と貯水池の最低水位の差 < 0 m または > 最大値 |
3004 |
1 |
0 |
5 |
|
|
バルブの直径が想定範囲外です。 |
バルブ直径 < 上流または下流の管径の最小値(%)または > 最大値(%) |
|
4001 |
1 |
60 |
100 |
|
PRV 設定コントロール水圧が想定範囲外です。 |
PRV 水圧コントロール < 最小値または > 最大値 |
4002 |
1 |
10 |
100 |
|
|
バルブ: マイナー損失が指定されていません。 |
バルブ損失係数(開)が指定されていません。 |
|
4003 |
1 |
|
|
|
バルブ: 構造タイプが選択されていません。 |
バルブ曲線が指定されていません。 |
|
4004 |
1 |
|
|
|
バルブの開度が想定範囲外です。 |
バルブ開度 < 最小値または > 最大値(%) |
|
4005 |
1 |
0 |
100 |
|
メーターの直径が想定範囲外です。 |
メーター直径 < 上流または下流の管径の最小値または > 最大値(%) |
|
5001 |
1 |
60 |
100 |
|
ポンプの直径が想定範囲外です。 |
ポンプ水圧直径またはポンプ吸込直径 < 上流または下流の管径の最小値または > 最大値(%) |
|
6001 |
1 |
60 |
100 |
|
固定水頭コントロールの水頭が想定範囲外です。 |
固定水頭コントロールの水頭 < 最小値 AD または > 最大値 AD |
7001 |
1 |
0 |
1000 |
|
|
需要ダイアグラムの日係数が想定範囲外です。 |
需要ダイアグラムの日係数 < 最小値または > 最大値 |
|
8001 |
1 |
0.5 |
2 |
|
需要ダイアグラムの月係数が想定範囲外です。 |
需要ダイアグラムの月係数 < 最小値または > 最大値 |
|
8002 |
1 |
0.5 |
2 |
|
需要ダイアグラムの時間係数が想定範囲外です。 |
需要ダイアグラムのカテゴリ プロファイル係数 < 最小値または > 最大値 |
|
8003 |
1 |
0.1 |
5 |
|
需要ダイアグラムのプロファイルが正規化されていません。 |
需要ダイアグラムのカテゴリ プロファイルが正規化されていません。 |
|
8004 |
1 |
|
|
|
上流管渠: 下流管渠とのサイズ差が想定範囲外です。 |
管径 < 上流または下流の管径の最小値(%)または > 最大値(%) |
|
9001 |
1 |
50 |
200 |
|
リンクするノード間の地盤高の差が想定範囲外です。 |
接続されたノード間の高さの差 > 最大値 |
9002 |
1 |
|
10 |