プロジェクトの同期機能は、Vault と Autodesk Buzzsaw 製品間のファイルおよびフォルダ同期を提供します。この機能によって、Vault ユーザは Vault のフォルダからのファイルを Buzzsaw のフォルダと自動的に同期できます。 同期は、双方向で機能します。Vault から Buzzsaw へ、およびその逆方向でのファイルのアップロードが可能で、プロジェクト チーム メンバー間のシンプルで信頼性の高い双方向通信が実現します。
特定の作業イベントが発生したときに自動的に同時を実行するようにプロジェクトの同期を設定することができます。たとえば、この設定は、ユーザが Vault のファイルのステータスを変更したときに、Vault と Buzzsaw を自動的に同期し、変更したファイルが Buzzsaw で表示されるように設定できます。
プロジェクトの同期は、Buzzsaw サイトのサイト情報ページからダウンロードできます。Project Sync をインストールおよび設定するには、Autodesk Vault Workgroup、Autodesk Vault Collaboration、または Autodesk Vault Professional をインストールしており、Vault 管理者である必要があります。
リリース別の機能対応状況
プロジェクトの同期は次の Vault のエディションで使用できます。
| 2012 | 2013 | 2014 | |
|---|---|---|---|
| Autodesk Vault Basic |
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| Autodesk Vault Workgroup |
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| Autodesk Vault Collaboration |
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| Autodesk Vault Professional |
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プロジェクトの同期をインストールする
プロジェクトの同期は、Buzzsaw アプリケーションからインストールします。メイン クライアントまたは Web クライアントからログインすると、[新機能]ダイアログが表示されます。[新機能]ダイアログの下部にある[Enterprise に接続]セクションには、この機能の詳細とダウンロードが表示されます。[今すぐダウンロード]リンクをクリックし、ファイルを抽出して、プロジェクトの同期をインストールします。
インストール完了後、次の機能が Vault Client マシンで使用可能になります。
- [ツール]メニューの[プロジェクト同期設定]コマンド。
- [詳細]ツールバーおよび[アクション]メニューの[プロジェクトの同期]コマンド。
- プロジェクトの同期ジョブ タイプがマシンにインストールされ、[ジョブ プロセッサ]ジョブ タイプ リストに表示されます。
次の手順
プロジェクトの同期をインストールしたら、Vault 管理者は、その機能を使用可能に有効化し、データ同期のためのフォルダ マッピングを設定する必要があります。
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ジョブ サーバを有効化します。
プロジェクトの同期の機能は、ジョブ サーバ キューからのジョブの取得において Vault ジョブ プロセッサに依存するため、ジョブ サーバが有効化されていることを確認します。
ジョブ サーバを有効にするには、Vault の管理者である必要があります。
- プロジェクト同期設定を行います。
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同期設定を行います。
同期設定では、Vault と Buzzsaw フォルダ間の同期の方法とタイミングを設定できます。
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プロキシ サーバの設定を行います。
プロキシ サーバが作業環境に存在している場合、この機能を有効にして、Vault と Buzzsaw サーバ間でデータの受け渡しが正常に行われるように設定する必要があります。
プロジェクトの同期の機能を有効化し、データ同期を確実にするためフォルダをマップする必要があります。