モデルに関する問題をデバッグするには
- モデルがデスクトップの Inventor または ETO で機能することを確認します。
- エラーのログを確認します。
- モデル、パラメータ、またはログに関する電子メールを弊社に送信し、弊社に調査を依頼します。
Configurator 360 の既知の制限事項
- Configurator 360 では、パーツ ファイルに少なくとも 1 つのソリッド ボディが含まれている必要があります。
- アセンブリ内の穴などのアセンブリ フィーチャは、インタラクティブ モデルでは表示されませんが、最終的なモデルのレンダリングで表示されます。
- アセンブリのオカレンスおよび外観のオーバーライドは、インタラクティブ モデルでは表示されませんが、最終的なモデルのレンダリングで表示されます。モデルの外観は、アセンブリ オーバーライドではなく、パーツ ファイルから生成されます。
- エンボスなど、システム フォントを使用する Inventor フィーチャの場合、サーバ上で適切なフォントを利用できない場合があります。サーバ上で利用できるフォントのリストについてオートデスクにお問い合わせいただくか、フォントの追加を要請してください。
- パターンを含む設計の場合、一部の要素のパフォーマンスは、パターン内のオカレンスの総数に比例します。
- モデルおよびパラメータで作業する場合、すべてのエントリが表示されるイメージのレンダリングが完了するまで時間がかかることがあります。
- パーツ材料は表示に影響しません。材料ではなく、外観(色)を変更します。
- Configurator 360 では、比較的大規模なアセンブリ内でコンポーネントとして iPart および iAssembly をサポートしています。iLogic ルールを使用して、iPart または iAssembly の現在の設定を駆動する(アクティブな行を変更する)ことができます。
- 3D インタラクティブ表示には、ソリッド ボディのみが含まれています。ただし、サムネイル画像には、表示可能な未使用のスケッチ、作業フィーチャ、サーフェスがすべて表示されます。モデルを Configurator 360 にアップロードする前に、これらの設計要素を非表示にします。
- アップロード(IPT または ZIP)の最大サイズは 1.0 GB です。
- Configurator 360 では、次の項目はサポートされません。
- Inventor 2014、2015、2016 で作業していないファイル
- ポジション リプレゼンテーション
- 比較的大規模なアセンブリ内で iPart または iAssembly がコンポーネントでない場合、iPart ファイル、iAssembly ファイル、iPart ファクトリ、iPart メンバ、iAssembly ファクトリ、iAssembly メンバ(警告が発生)ファクトリ ファイルのオカレンスを Inventor アセンブリ(.iam)に追加して、ZIP ファイル形式でアップロードすることはできます。
- Inventor アドインを使用したモデル(警告が発生)
次のアドインが該当します(下記に示すアドインに限りません)。
iLogic の既知の制限事項
- iLogic ルールでは、フォームや MessageBox 関数など、すべての対話関数を使用できません。
- iLogic の計測関数は使用できません。
- ドキュメントの保存を試行する iLogic ルールは許可されていません。
- iLogic の DLL は Inventor 2015 との互換性が確保されている必要があります。
- Configurator 360 では、Inventor 2010 以前から iLogic ルールをマイグレーションできません。Inventor 2010 以前の iLogic ルールを使用するには、デスクトップの Autodesk Inventor でファイルをマイグレーションしてからアップロードします。
- Configurator 360 では、Inventor サーバを使用します。iLogic ルールでは、ThisApplication オブジェクトを使用できません(有効な参照ではないため、値が Nothing になります)。代わりに、(InventorServerObject 型の) ThisServer を使用します。ThisServer も完全な Inventor で機能します。ThisServer は、ThisApplication で利用できる機能のサブセットを提供します。ThisApplication の一部のプロパティ(ActiveDocument や CommandManager など)は、ThisServer で使用できません。
- Configurator 360 は、iLogic の Excel 関数を利用したモデルをサポートしません。
- Configurator 360 では、MessageBox 関数、MsgBox 関数、InputBox 関数、GoExcel 関数、COM Excel 関数を iLogic ルールで使用することはできません。
iLogic ルールの要素に既定の名前を使用する場合のローカリゼーションに関する問題
C360 は、英語(米国)の言語設定に基づいています。このため、C360 でルールを実行する場合、既定の iLogic ルールの要素名が自動的に英語に変換されます。英語版以外の Inventor ソフトウェアを使用し、英語以外の既定の要素名でルールを作成した場合、この変換が原因で、ルールの実行に失敗します。この問題は、要素の既定の名前を使用する場合にのみ発生します。要素名を変更した場合は発生しません。英語(米国)以外の言語でルールを作成する場合、この問題を回避するには、iLogic ルールで参照される要素名を常に変更するようにしてください。
ETO および iLogic のカスタム .NET Framework コード
有効として記載されている項目のみを呼び出してください。無効な関数を呼び出すと、ファイアウォールなどの保護対策により、エラーが発生します。
有効
- インメモリ動作にのみ影響する機能は有効です。
- 文字列、数値、配列などのインメモリのデータ タイプに対して動作する .NET Framework のメソッド。
無効
- 何らかの形式で永続的およびインタラクティブな機能は無効になります。