工具方向は、パーツの切断平面を定義します。既定では、セットアップで定義されるワーク座標系(WCS)の Z 軸によって、工具の方向が設定されます。
WCS で設定された工具方向は、[工具方向]の設定グループを使用してオーバーライドすることができます。[工具方向]設定を使用すると、万力内のパーツの方向を手動で変更して別の面を加工する必要がある場合に、切断平面を変更することができます。
マシンに複合軸機能がある場合、4 軸割出しを使用してパーツを自動的に回転させ、異なる面を加工することができます。または、3+2 加工(5 軸位置決め加工とも呼ばれる)の位置に 2 つの回転軸を固定することができます。
工具は、常に指定された Z 軸で下向きになります。