アクティビティ 6: 障害物ジオメトリを作成してモーションの範囲を保持する

このアクティビティでは、ブラケットの内側面に円柱を作成し、このブラケットにどのジオメトリが接続されても、中心ピンのモーションの範囲を通過するようにします。この演習では、過剰拘束を避けたり、不要な障害物ジオメトリを追加しないことが重要です。



GE ブラケットのジオメトリ作成のチュートリアルの例

前提条件

手順

  1. 中心ピン穴の 2 つの内側面の間に円柱ジオメトリ(直径 97 mm)を作成します。

    1. [モデルのソリッドを編集]タブで、[作成] > [円柱] 円柱プリミティブのアイコン をクリックします。
    2. 後部のブラケットの内側の面をクリックします。

      中心の円柱の作成
    3. ViewCube[左]をクリックして側面図に切り替えます。
    4. チャネル下部のエッジに自動投影の青色の線が表示されるまで、カーソルをモデルの上に合わせます。
    5. 線の中点を示す青色の三角形が表示されるまで、カーソルをモデルの上部にゆっくりと移動し、クリックします。

      中心点の三角形
    6. 直径が 97 mm になるまでカーソルを外側に移動するか、97 と入力して直径を正確に設定した後に、キーボードの[Enter]キーを押します。
    7. [ホーム]ビューをクリックして、モデルを元の方向に戻します。
    8. 青色の矢印をクリックし、[円柱]ダイアログの[操作]として[新規ボディ]を選択してから、近くのブラケットの内側の面をクリックします。

      円柱ダイアログ - 中心の押し出し
    9. [OK]をクリックして、[円柱]ダイアログを閉じます。

      : ボディ 16 がブラウザに表示されます。

      GE ブラケットのジオメトリ作成のチュートリアルの例 - 完成した中心の円柱

      注: 円柱が、モデル ジオメトリ内に進入する場所でモデルを過剰拘束しています。モデル ジオメトリ内に進入する円柱の一部を除去する必要があります。
  2. 円柱をブラケット チャネルの底面で 2 つに分割します。

    1. [モデルのソリッドを編集]タブで、[修正] > [ボディを分割] ボディを分割のアイコン をクリックします。
    2. ボディ 16 をクリックしてから、[可視]アイコン 可視のアイコン をクリックして非表示にします。
    3. [ボディを分割]ダイアログで、分割ツールに関連付けられている[選択]をクリックしてから、ブラケット チャネルの底面をクリックします。
    4. [OK]をクリックして、[ボディを分割]ダイアログを閉じます。

      ボディを分割ダイアログ - 中心の円柱を分割

      注: ボディ 17 がブラウザに表示されます。
  3. 障害物ジオメトリとして機能するジオメトリのみを残して、円柱の下半分を除去します。

    1. [非表示]アイコン 非表示のアイコン をクリックして、ボディ 16ボディ 17 を表示します。
    2. ボディ 16 を右クリックし、[削除]を選択してブラウザから削除します。

      GE ブラケットのジオメトリ作成のチュートリアルの例

障害物ジオメトリと保持ジオメトリが作成されました。次に、チュートリアル 1 に戻って、「ボディのタイプにジオメトリを割り当てる方法」を復習します。

アクティビティ 6 のサマリー

このアクティビティでは、障害物ジオメトリとして機能する円柱を作成し、これを分割し下半分を除去して、解析を過剰拘束する可能性がある不要なジオメトリを除去しました。

次のツールを使用して、これらのタスクを完了しました。