アクティビティ 5: 中心ピンに障害物ジオメトリを作成する

このアクティビティでは、障害物ジオメトリを作成して中心ピンが正しく機能するようにします。この航空宇宙アセンブリは、中心を通るピンで別のアセンブリに固定されます。ボルト穴の場合と同様に、ピンが穴の中心に収まるだけではなく、ブラケットのメンテナンスのために取り付けと取り外しを行えるようにするために、障害物を作成します。



中心ピンの障害物ジオメトリを作成

前提条件

手順

  1. 中心ピンの保持のいずれかの外側面から 45 mm 押し出すことで、ピンの取り付けと取り外しを可能にする障害物ジオメトリを作成します。

    注: 保持のエッジをキャプチャするために、基本設定の[デザイン]セクションで[アクティブなスケッチ平面上の自動投影ジオメトリ]がオンになっていることを確認します。
    注: 保持を障害物から分離するために、ジオメトリを新しいボディとして作成します。
    1. [可視]アイコン 可視のアイコン をクリックして、ボディ 1 (GE ブラケット)を非表示にします。
    2. [モデルのソリッドを編集]タブで、[作成] > [スケッチを作成] スケッチを作成のアイコン をクリックしてから、近い方の中心ピン保持ジオメトリの面をクリックします。

      中心ピンのスケッチ面
    3. [モデルのソリッドを編集]タブで、[作成] > [押し出し] ソリッド押し出しのアイコン をクリックしてから、中心円および周囲の円をクリックします。

      中心ピン ジオメトリの押し出し
    4. 青色の矢印をクリックし、保持ジオメトリから離れるように 45 mm までドラッグします。
    5. [押し出し]ダイアログでの操作として[新規ボディ]を選択します。
    6. [OK]をクリックして、[押し出し]ダイアログを閉じます。

      注: ボディ 14 がブラウザに表示されます。
  2. 2 つの中央の保持間に中立面を作成します。この中立面に関する障害物ジオメトリのミラー イメージを作成できます。

    1. ViewCube の右上隅をクリックしてモデルを回転します。
    2. スケッチ 3 またはブラウザ ツリー内の最新のスケッチの横にある[可視]アイコン 可視のアイコン をクリックして、前のスケッチの表示をオンにします。
    3. [モデルのソリッドを編集]タブで、[構築] > [中立面] 平面 - 中立面のアイコン をクリックします。
    4. ブラケットの内部の 2 つの面をクリックし、[OK]をクリックします。

      中立面 - 作成済み
  3. 中心ピンの保持に接する端部から中立面まで、ピンの新しいジオメトリを手順 1 で作成した障害物ジオメトリに結合します。

    1. [モデルのソリッドを編集]タブで、[作成] > [押し出し] ソリッド押し出しのアイコン をクリックします。
    2. スケッチ内の小さい円をクリックしてから、中立面の上にカーソルを合わせ、白色に変わったらクリックします。

      中立面 - 作成
    3. [可視]アイコン 可視のアイコン ([モデルのコンポーネント] > [ボディ] > [ボディ 3])をクリックして、作成中のボディの周囲の保持ジオメトリであるボディ 3 を非表示にします。

      注: ご使用のモデルでは、保持ジオメトリを作成したときの面の選択順序に応じて、ボディ 4 になる可能性があります。
    4. [押し出し]ダイアログで[操作]として[結合]を選択します。

      押し出しダイアログ - 中心ピンの半分
    5. [OK]をクリックして、[押し出し]ダイアログを閉じます。

      注: ボディ 14 はまだブラウザに表示されているはずです。表示されていない場合は、[押し出し]操作を元に戻し、上記手順を繰り返し、ボディ 3 が非表示になったのを確認してから、[OK]をクリックします。
  4. 作成済みの障害物ジオメトリの中立面に関するミラー イメージを作成して、中心ピン障害物ジオメトリを完了します。

    1. [非表示]アイコン 非表示のアイコン をクリックして、もう一度ボディ 3 を表示します。
    2. [作成]パネルで、[ミラー] ミラーのアイコン をクリックして[ミラー]ダイアログを開きます。
    3. [パターン タイプ]として[ボディ]を選択します。
    4. ボディ 14 を選択します。
    5. [ミラー]ダイアログで、[対称面]に関連付けられている[選択]をクリックし、次に中立面をクリックします。

      ミラー ダイアログ - 中心ピン
    6. [OK]をクリックすると[ミラー]ダイアログが閉じられ、ミラー ジオメトリが作成されます。

      注: ボディ 15 がブラウザに表示されます。
    7. [コンストラクション]の横にある[可視]アイコン 可視のアイコン をクリックして、中立面を非表示にします。
    8. [ボディ 1]の横にある[非表示]アイコン 非表示のアイコン をクリックして、GE ブラケット モデルが表示されるようにします。
    9. [ホーム]ビューをクリックして、モデルを元の方向に戻します。

      GE ブラケットのジオメトリ作成のチュートリアルの例 - 押し出された中心ピン

アクティビティ 5 のサマリー

このアクティビティでは、中心ピンに障害物ジオメトリを作成しました。中心ピンの保持のいずれかの側面に新しいボディを作成することから開始しました。中立面を作成し、中心ピンの保持に接する端部から中立面まで、追加部分を新しいボディに結合しました。次に、中立面に関してジオメトリのミラー イメージを作成し、障害物ジオメトリの作成を完了しました。

次のツールを使用して、これらのタスクを完了しました。