領域を保持する
[領域を保持]機能により、シェイプ最適化からモデルの特定領域を非表示にすることができます。
保持領域内にあるすべての材料がそのままの状態で残ります。たとえば、ボルト穴または最終的な最適化済みパーツに必要なその他の接続位置を保持したい場合があります。
3 つの異なるタイプの保持領域を作成することができます。
注: 定義すると、ブラウザの[シェイプ最適化の設定]ノードの下に保持領域エントリが表示され、そこから定義を編集することができます。また、ブラウザで保持領域のエントリを右クリックして、次の操作を実行することができます。
- [表示]/[非表示]: 保持領域の表示/非表示を切り替えます。
- [選択表示]/[選択表示を解除]: これらのコマンドはアセンブリ(マルチボディまたはマルチコンポーネント モデル)に適用できます。[選択表示]は、保持領域が適用されているボディを除くすべてのボディとコンポーネントを非表示にします。このコマンドにより、他のボディによって視界が遮られているために隠れている領域が調べやすくなります。*[選択表示を解除]を使用すると、すべてのコンポーネントとボディの表示設定が復元されます。
- [抑制]/[抑制解除]: 保持領域を抑制し、スタディの結果に影響を与えない(つまり、無視する)ようにします。または、抑制された領域を抑制解除します。このオプションの状態を切り替えた後は、再度スタディを解析して、結果に与える影響を確認する必要があります。
- [削除]: スタディから保持領域の定義を削除します。再度スタディを解析して、結果に与える影響を確認します。
- [コピー]: 領域の定義をクリップボードにコピーします。ここから、[スタディ]ノードのコンテキスト メニューを使用して、別のシミュレーション スタディに貼り付けることができます。
- [ウィンドウ内を検索]: モデルの視点の拡大、縮小、画面移動を行い、現在選択している保持領域を表示の中心にします。