Fusion シミュレーションでの拘束の動作

Fusion シミュレーションで拘束をモデルに適用すると、適用された荷重に応じて移動するのを防ぐことができます。荷重と拘束により、考慮されず、モデル化する必要のないモデルのパーツが置換される場合が多くあります。たとえば、シェルフがオブジェクトの重量に耐えられるかどうかを確認するとします。拘束を使用すると、アタッチ先の壁を表すことができます。拘束は、モデルを固定する場所と方法を定義します。

注: シミュレーションでの拘束では、2 つのパーツを互いに接続しません。すべての荷重は、次のパーツに伝達されるのではなく、拘束を通して地面に伝わります。パーツ間に必ず接触(接着または分離のいずれか)を定義してください。

これらをサポートする拘束タイプおよびスタディ

スタディ タイプ 構造拘束 コネクタ拘束 指定された変換/回転拘束
静的応力のアイコン 静的応力 緑色のチェックマークのアイコン 緑色のチェックマークのアイコン 赤色の x のアイコン
非線形静的応力のアイコン 非線形静的応力 緑色のチェックマークのアイコン 緑色のチェックマークのアイコン 赤色の x のアイコン
構造座屈のアイコン 構造座屈 緑色のチェックマークのアイコン 緑色のチェックマークのアイコン 赤色の x のアイコン
モード周波数のアイコン モード周波数 緑色のチェックマークのアイコン 緑色のチェックマークのアイコン 赤色の x のアイコン
準静的イベント シミュレーションのアイコン 準静的イベント シミュレーション 緑色のチェックマークのアイコン 緑色のチェックマークのアイコン 緑色のチェックマークのアイコン
イベント シミュレーション アイコン動的イベント シミュレーション 緑色のチェックマークのアイコン 緑色のチェックマークのアイコン 緑色のチェックマークのアイコン
熱応力のアイコン 熱応力 緑色のチェックマークのアイコン 赤色の x のアイコン 赤色の x のアイコン
シェイプ最適化のアイコン シェイプ最適化 緑色のチェックマークのアイコン 赤色の x のアイコン 赤色の x のアイコン

拘束を適用した後に面に残る拘束マーカーのサイズは、[基本設定]ダイアログで変更できます。サイズは既定を基準にしたパーセンテージで入力することができるため、200% は既定の 2 倍のサイズになります。サイズは、[基本設定]ダイアログの[一般] > [シミュレーション]セクションで変更できます。

注:

[ジェネレーティブ デザイン]作業スペースで使用できる拘束タイプの詳細については、「拘束を適用する」を参照してください。