[成形品に外観不良はないか?]の結果は、解析の[充填+保圧]過程完了時に利用可能になり、ガイド付き結果の[外観不良]タブに表示されます。
[外観不良]タブのガイド付き結果の上部セクションでは、[ウェルド ライン]および[ヒケ]の結果が解釈され、スタディの設定で指定した条件に基づいて、成形品にこれらの外観不良が発生する可能性が示されます。
既定では、結果の解釈は成形品のすべての面に基づきます。スタディ設定で外観要件が高い面を選択した場合、外観要件が高い面のみに関する情報をフィルタすることができます。
これらの外観不良の位置がモデル上に表示され、既定では両方とも表示されます。一度に 1 つの不具合にのみ焦点を当てる場合は、[次のステップ]セクションの [表示設定]アイコンを使用して、いずれかを非表示にすることができます。
デザインを修正することが困難な場合は、成形品の表面仕上げを変更してヒケおよびウェルド ラインの出現を減らすことができます。[表面仕上げ]コマンドを使用すると、面の指示記号と反射率のさまざまな条件下で外観不良がどのように現れるかを確認できるため、考慮すべき別の選択肢が増えます。
ガイド付き結果パネルの下半分には、ヒケおよびウェルド ラインの出現や位置を削減するためのオプションがあります。
射出成形では、あるパラメータを変更することで、充填などの射出成形プロセスの 1 つの側面が改善される一方、反りなどの別の悪影響が生じる可能性があります。したがって、射出成形のベスト プラクティスの境界内では、パラメータの調整は単に反復的なプロセスになる場合が多くなります。