平面 UV マッピング

平面マッピングは、プレーンを通ってメッシュ上に UV を投影します。この投影は、比較的平らなオブジェクトや、少なくとも 1 つのカメラ角度から完全に見えるオブジェクトには最適です。

平面マッピングは、通常は UV シェルをオーバーラップします。UV シェルは、完全に重なって単独の UV シェルに見える場合があります。マッピング後は UV > レイアウト(Layout)を使用して、オーバーラップしている UV を分離する必要があります。

平面投影に基づいてマッピングするには

1. UV を投影するフェースを選択します。
2. UV > 平面(UV > Planar) > を選択するか(オプションを設定する必要がある場合)、V エディタ(UV Editor)の UV ツールキット(UV Toolkit)で作成 > 平面(Create > Planar)に移動します。
   必要に応じて次のオプションを設定します。

   • 最適プレーン(Best Plane)をクリックし、選択したフェースに基づいてマニピュレータを配置します。
   • バウンディング ボックス(Bounding Box)をクリックし、メッシュのバウンディング ボックスに基づいてマニピュレータを配置します。
   • UV の投影元の軸を選択します。
3. 投影(Project)をクリックします。
4. 投影マニピュレータを使用して、プレーンが UV を配分する方法をコントロールします。
5. UV エディタ(UV Editor)を使用して、得られた UV の表示および編集を行います。
   

   マニピュレータの赤い十字線をクリックすると、マニピュレータの表示ツール(Show Manipulator Tool)が表示されるので、マニピュレータを回転することもできます。マニピュレータの表示(Show Manipulator)ハンドルの周りの水色の円をクリックすると、回転ハンドルがアクティブ化されます。

代替プレーンにマッピングする

最適プレーン テクスチャリング ツール(Best Plane Texturing Tool)は、既定の軸プレーンではなく、指定した頂点から計算されたプレーンに基づいて選択するフェースに UV を割り当てます。

最適プレーン テクスチャリング ツール(Best Plane Texturing tool)を選択する前にマップするフェースを選択するか、ツールを選択してからマップする各フェースをクリックすることができます。

選択項目の最良適合プレーンに基づいてマッピングするには

1. UV をマッピングするフェースを選択します。
2. UV > 最適プレーン テクスチャリング ツール(UV > Best Plane Texturing Tool)を選択するか(オプションを設定する必要がある場合)、UV エディタ(UV Editor)の UV ツールキット(UV Toolkit)で作成 > 最適プレーン(Create > Best Plane)に移動します。
3. フェースがまだ選択されていない場合は、フェースをクリックして選択に追加します。フェースをセレクション ボックスで囲んで選択することはできないため、この機能を実行する前にフェースを選択しておく必要があります。
4. [Enter]キーを押します。
5. 1 つまたは複数の頂点を選択し(頂点の選択を切り替えるには、メッシュを右クリックして頂点(Vertex)を選択し)、投影面を定義します。
6. [Enter]キーを押します。
7. UV エディタ(UV Editor)を使用して、得られた UV の表示および編集を行います。
   

ビューによって定義されたプレーンから投影するには

1. UV を投影するフェースを選択します。
2. パース ビューをタンブルするか、正投影ビューをトラックして、フェースを見ます。
3. UV > カメラベース(UV > Camera-Based)を選択するか、(オプションを設定する必要がある場合)、UV エディタ(UV Editor)の UV ツールキット(UV Toolkit)で作成 > Create> カメラベース(Camera-Based)に移動します。
   

注:

• 平面マッピングは、テクスチャ境界のように見える、共有されオーバーラップする UV を作成することができます。テクスチャ境界の表示をオンにして(ディスプレイ > ポリゴン > テクスチャの境界エッジ(Display > Polygons > Texture Border Edges))、テクスチャ境界を明確に表示します。
• 共有された重複 UV では、3D ペイント ツール(3D Paint Tool)でペイントした場合に、継ぎ目の問題が発生することがあります。

  この問題を回避するには、UV > レイアウト(Layout) > を使用して UV を手動で分離します。シェルの分離(Separate shells)をフォールド部(Folds)に設定し、シェル レイアウト(Shell layout)オプションを U に沿って(Along U)または正方形に(Into Square)に設定します。

• 投影マッピングは、一度に単一のオブジェクト上でのみ正しく機能します。複数のポリゴン オブジェクトに 1 つの手順で投影を適用する必要がある場合は、複数のオブジェクトを 1 つに統合し、これに投影を適用して、元の個別のオブジェクトに戻します。あるいは、各オブジェクトに対して個別に投影を実行します。
• モデルの形式が非常に有機的であり、そのモデルでテクスチャ マッピングに完全な UV 表示が必要な場合に、オーバーラップして歪んで表示される UV が平面投影で生成される可能性があります。これらを使用可能にするには、UV を展開しなければならない可能性があります。
  

関連項目

• UV マッピング
• 円柱 UV マッピング
• 球 UV マッピング
• 自動 UV マッピング
• UV レイアウト オプション(Layout UVs options)
• カメラベース(Camera-Based)マッピング オプション
• 平面マッピング オプション(Planar Mapping options)
• UV セットの作成オプション(Create UV Set options)