ほとんどの状況では、既定の設定を使用すると最適な結果が得られます。
Maya が UV の展開に使用する方法を指定できます。選択する方法(Method)によって、異なるオプションが UV の展開オプション(Unfold UVs Option)ウィンドウに表示されます。次のメソッドから選択します。
次の設定は、指定した UV 空間全体に選択オブジェクトの UV シェルをパックする方法に関連しています。
UV 空間で UV シェルを横に並べて配置するのに使用されるパッキング グリッドの解像度を決定します。値を大きくするほど動作は遅くなりますが、小さいシェルの数が多い場合に優れた結果が得られます。既定値は 256 です。
目的の結果を得るためにパッキング アルゴリズムを試行する回数を決定します。反復回数が多いほど動作は遅くなりますが、精度は向上します。既定値は 1 です。
複数のオブジェクトを選択した場合の処理方法を決定します。
既定では、複数のオブジェクトを選択すると、シェル同士はオーバーラップせず、単一のオブジェクトであるかのようにまとめて配置されます。
複数のオブジェクトを選択すると、各オブジェクトはそれぞれ個別にパックされます。異なるオブジェクトに属しているシェルは、UV 空間でオーバーラップします。
次の設定では、パッキング開始前の UV シェルの開始位置と方向を決定します。
パッキング前のシェルの回転を許可します。
事前回転はできません。
パッキング前のシェルのスケールを許可します。
プリスケールはできません。
3D 空間でサーフェス領域を保持できるように UV シェルをスケールします。
UV 領域全体を保持できるように UV シェルをスケールします。選択したシェルの比率と、UV 空間内の元の全領域が保存されます。
次の設定は、パッキング操作中に UV シェルを変換する方法に関連しています。移動と回転の両方ともレイアウト設定(Layout Settings)から大きな影響を受けますが、可能なステップ サイズを最小値と最大値の範囲内で詳細に指定することで、回転をさらにカスタマイズできます。
パッキング処理中に UV シェルを移動または回転できるかを決定します。パッキングの配置に影響を与えないように、または影響を与えるように、スケールと方向を再設定する場合に役立ちます。
パッキング処理中に UV シェルの許容方向を決定します。パッキング時、最小シェル回転角度(Minimum Shell Rotation)で回転が始まります。必要に応じて、最大シェル回転角度(Maximum Shell Rotation)まで回転ステップ(Rotation Step)の量だけ徐々に増やします。その結果、値が小さいほどパッキング速度が低下します。既定値は 90 です。
パッキング処理中に UV シェルの最小許容方向を決定します。
パッキング処理中に UV シェルの最大許容方向を決定します。
次の設定では、パッキング アルゴリズムで UV シェルを指定した UV 空間に配置する方法を決定します。
ピクセルのパディング値を計算するために、UV 空間に表示する解像度を決定します。
シェルのパディング(Shell Padding)およびタイルのパディング(Tile Padding)を測定するための単位(ピクセル(Pixels)またはUV)を指定します。
パッキング時の UV シェル間の空間量を決定します。効果を確認できない場合は、シェルの移動(Translate shells)をオンにします。
UV シェルとタイルのエッジ間の空間量を決定します。
シェルの配置と UV タイルとの関係を決定します。
選択したシェルのセットが、タイル U (Tiles U)と V の値で指定された利用可能なタイルに自動的に分割されます。
UV シェルのレイアウトは、各シェルのバウンディング ボックスの中心位置によって決まります。シェルは、バウンディング ボックスの中心が現在含まれるタイルに割り当てられます。シェルの中心(Shell Centers)モードを使用する場合、パッキング領域(Packing Region)がタイルの開始位置の左下隅に設定されていることを確認する必要があります。たとえば、シェルをUV エディタ(UV Editor)の表示可能グリッド全体( -1 ~ 1 の U から V の範囲)に整列する場合、パッキング領域(Packing Region)をカスタム(Custom)に設定し、そのUとVの範囲を -1 ~ 0 に設定します。次に、U と V でタイル(Tiles)の数を 2 に設定します。
配分に使用する UV タイルの数を指定します。
UV シェル(マージンを含む)がパックされるタイル領域部分を決定します。U および V で複数のタイルをパッキングする場合、この領域は UV 空間の左下のタイルを表します。
一般的なポストパッキング スケール操作です。
ポストパッキング スケールはできません。
既定では、すべてのシェルのグローバル バウンディングボックスが目的のパッキング領域にフィットするように、すべてのシェルをスケールします。U 軸と V 軸に均一にスケールされます。
すべてのシェルのグローバル バウンディング ボックスが目的のパッキング領域に一致するように、すべてのシェルを U と V で個別にスケールします。これにより、UV タイルの空間を最大限に使用できますが、対応するテクスチャの補正が調整されていない場合は、歪みが生まれる可能性があります。