リプロ

リプロ(Repro)ノードは、ジオメトリ タイプ(Geometry Type)メッシュ(Mesh)に設定されている場合に作成するメッシュのさまざまな側面をコントロールするために使われます。これが既定です。

リプロは完全な機能を備えていますが、MASH インスタンスよりも低速です。まずリプロを使用してネットワークを開始し、パフォーマンス向上のニーズに応じてインスタンスに切り替えることをお勧めします。

MASH リプロ

LOD (Level of Detail)
すべてのメッシュの表示方法を変更します。ジオメトリ(Geometry)では完全なメッシュが表示され、バウンディング ボックス(Bounding Box)では、オブジェクトの寸法を定義する立方体が表示されます。バウンディング ボックスでは、フレームごとのオブジェクトのサイズとシェイプが更新されます。
注: この設定は、現在の表示(Display)の設定をオーバーライドします。
回転順序(Rotation Order)
他の MASH ノード(たとえば、トランスフォーム(Transform)ノード)によってトランスフォームされる場合の、メッシュの回転軸の順序を指定します。
LOD カメラ(LOD Camera)
オブジェクトがプロキシに切り替わることをトリガするカメラを指定します。
オブジェクト(Objects)
MASH ネットワークの入力オブジェクトのリストを表示します。
表示(Display)
各オブジェクトの現在の表示モードを指定します。各オブジェクトは、次の 3 つのモードのいずれかで表示できます。
  • メッシュ(Mesh): ベースとなるメッシュとしてオブジェクトを表示します。
  • プロキシ(Proxy): プロキシ(Proxy)リストの最初のプロキシとしてオブジェクトを表示します。
  • 詳細レベル(LOD): カメラからの詳細レベル(LOD)の距離に基づいて、適切にオブジェクト/プロキシを表示します。
プロキシ(Proxies)
オブジェクト(Objects)リストで選択されたオブジェクトに割り当てられたプロキシ オブジェクトのリストを表示します。MASH ネットワークのオブジェクトに新しいプロキシを割り当てるには、まずオブジェクト(Objects)リストでオブジェクトを選択し、次に、プロキシ オブジェクトをこのリストに中マウス ボタンでドラッグするか、プロキシ オブジェクトを選択してリストを右クリックし、選択したオブジェクトの追加(Add selected objects)をクリックします。
モーション ブラー インスタンス モード(Motion Blur Instance Mode)
MASH リプロ オブジェクトのモーション ブラー互換性(レンダリング中)を判別します。次のオプションがあります。
  • 互換性のあるモーション ブラー(Motion Blur Compatible): オブジェクトの頂点が静的な場合は、このオプションを使用して、頂点の順序が維持されるようにします。
  • トポロジの変更(Changing Topology): 入力メッシュにアニメートされた頂点の数が含まれている場合は、このオプションを使用します。頂点の順序は維持されません。

アトリビュートを出力する

MASH ネットワークのオブジェクトから出力される追加データを切り替えることができます。

UV(UVs)
ソース オブジェクトの UV を再投影メッシュに出力します。
頂点カラー(Color Per Vertex)
ソース オブジェクトの CPV データを再投影メッシュに出力します。
法線(Normals)
  • なし(None): 法線は出力されません。
  • ソフト/ハード(Soft/Hard): ソース オブジェクトのソフト/ハード法線が出力されます(デフォーマがオブジェクトに適用される場合に特に役立ちます)。
  • ユーザ法線(User Normals): ソース オブジェクトのカスタム法線が出力されます。

アトリビュートをリマップする

アトリビュート名を、異なる名前、または既存の他のアトリビュートにリマップできます。異なる命名システムを使って、MASH を既存のパーティクル システムまたはプロシージャ システムにパイプするのに便利です。