メッシュ、メッシュ上の UV、メッシュに関連付けられているマテリアルなどのさまざまなデータを Maya と Mudbox の間で送信できます。Mudbox でオブジェクトにレイヤを追加またはスカルプトした場合、Mudbox の[ファイル]メニューにある[Maya に送信]コマンドを使用して Maya に戻すことができます。
注: [Mudbox に送信]は、Maya と Mudbox のバージョンが一致する場合に限り、[ファイル]メニューで使用できます。(Maya 2020 と Mudbox 2020 は一致するバージョンです)。ご使用のバージョンが一致しない場合は、下の「異なるバージョンの Maya からモデルを読み込む」に記載されている技法を使用します。
Maya から Mudbox にオブジェクトを送信するには
- Maya で、送信するオブジェクトを選択します。
注: ポリゴン オブジェクトのみを Mudbox に送信することができます。
- ファイル > Mudbox に送信 (File > Send to Mudbox)を選択し、次のオプションのいずれかを選択します。
Maya のインタフェースの下部に接続インジケータが表示されます。
注: 送信操作中にオブジェクトの適合性に関する問題が生じた場合は、エラー メッセージが表示され、不適合オブジェクトのリストが表示されます。このメッセージは、Mudbox のログ ウィンドウにも送信されます。
異なるバージョンの Maya からモデルを読み込む
Maya の[ファイル]メニューの[Mudbox に送信]機能を使用して、3ds Max と Mudbox 間でデータを共有することをお勧めします。ただし、Maya 2019 と Mudbox 2020 のように、異なるバージョンのソフトウェア間でデータを共有しようとすると、[Mudbox に送信]機能は表示されません。Autodesk FBX® ファイル形式を代わりに試してください。
「FBX を使用して読み込むおよび書き出す」および 「FBX を使用した製品間の互換性」も参照してください。
- ファイルを FBX ファイルとして Maya に保存する前に、モデルが「モデルのスカルプトを準備する」に記載されている基準を満たしていることを確認します。
- UV テクスチャ エディタで[イメージ] > [UV のシェード]を選択して、UV がオーバーラップしていないかどうかを判別します。. (Maya でモデルの UV テクスチャ座標を表示するには、[ポリゴン]メニュー セットを選択して、[UV の編集] > [UV テクスチャ エディタ]を選択します。)
- FBX を使用する場合は、既定のカメラ情報は書き出されません。モデルと合わせてカメラ情報またはイメージ プレーン情報を Mudbox に書き出すには、FBX ファイルを書き出す前に、既定のカメラを Maya に複製して、必要に応じてそれらを設定する必要があります。詳細については、「FBX を使用した製品間の互換性」を参照してください。
- Maya のシーン ビューでメッシュを選択し、[ファイル] > [選択項目の書き出し]を選択します。
- [一般オプション]セクションで、[ファイル タイプ]を[FBX]に設定し、[選択項目の書き出し]を選択します。
注:
Maya 内のモデルに複数の UV セットがある場合は、モデルを .fbx または .obj ファイルとして書き出すと、現在アクティブな UV セットだけが書き出されます。
- Mudbox では、要件に応じて、[ファイル] > [開く]を選択するか、[ファイル] > [読み込み]を選択して、Maya から書き出したモデルを選択します。読み込みオプションの詳細については、「モデルを開く」または「モデルを読み込む」を参照してください。
注: Maya ファイルに、書き出し後も保持する
クイック選択セットが含まれている場合については、「
選択セットを作成、選択する」を参照してください。