ワークフローに対応したワークスペースには、 [ワークフローのアクション] タブが表示されます。このタブには、ワークスペースのワークフロー全体を表すマップと現在のアイテムの現在のワークフロー ステータスが表示されます。
ワークフローとは、プロセス内でアイテムを移動するために実行する、一連の遷移のことです。ワークフローの例として、承認プロセスが挙げられます。 [承認待ち] ステータスと [承認済み] ステータスは、 承認 遷移で接続されます。
サイト管理者は、ワークフロー エディタを使用して、ワークフロー マップを作成します。 [ワークフローのアクション] タブのマップまたはアイテムの [アクション] メニューを使用して、ワークフロー内でアイテムを遷移させます。サイト管理者は、権限を設定してアイテムのステータスを遷移できるユーザを制限できます。アイテムに実行するアクションがなくなるまで、アイテムのステータスを遷移させると、ワークフローは完了します。

ステータスは、ワークフロー パス上の停止点です。ステータスは、マップ上にボックスとして表示されます。すべてのアイテムは、常にワークフロー ステータスのいずれかにあります。現在のステータスは青色でハイライト表示されます。
ステータスを[ロック ステータス]に指定できます。アイテムがロック ステータスに到達すると、ユーザに必要な権限が割り当てられていてもアイテムを編集できなくなります。
遷移は、ステータス間の移動です。遷移は、マップ上に矢印として表示されます。遷移には、変更前のステータスと変更後のステータスがあります。ステータスには 1 つまたは複数の実行可能な遷移があります。実行可能な遷移は、現在のステータス、ワークフローの権限、および必須条件管理/検証管理に基づいて決まります。実行可能な遷移は青色でハイライト表示されます。
ワークフロー内のすべての遷移には、ワークフローの権限が関連付けられています。特定の遷移を実行するには、権限を関連付ける必要があります。
ワークフローのどの遷移にも、1 つの必須条件管理と 1 つの検証管理を関連付けできます。
アイテムが新しいワークフロー ステータスに到達すると、ワークフローに応じて 1 つまたは複数の遷移が実行可能になります。アイテムを遷移する権限のあるユーザおよびアイテムの所有者は、実行可能な遷移や遷移の完了を通知する電子メールを受信します。通知設定は、ワークフロー エディタでサイト管理者が行います。
また、 [通知動作] タブを使用して、ワークスペースにカスタム電子メール通知を設定できます。これらの通知は、ワークフロー内の特定のステータスまたは遷移別にトリガして、特定のユーザまたはユーザ グループに送信できます。
権限が原因でアイテムを遷移できない場合、または利用できる遷移がない場合、アイテムはロックされており、[ワークフローのロック]に従うように設定されているすべてのセクション、およびその他のタブでそのユーザが編集することはできません。