VR に必要な高い解像度とフレーム レートを実現するために、ミニ レンダラー(core/stingray_renderer/mini_renderer)という、モバイル VR 専用の特別な軽量レンダリング パイプが構築されました。 このレンダラーは、VR Google と VR Gear のテンプレート プロジェクトで既定で使用されます。

既定の Stingray レンダリング パイプ(core/stingray_renderer/renderer)は、30 FPS をターゲットとする最大解像度 1280x720 のハイエンドのモバイル デバイスで動作するように設計されています。これでは不十分な VR の場合、一般的な GearVR アプリケーションは目ごとの解像度 1024x1024 で実行され、乗り物酔いを回避するために、60 FPS を達成する必要があります。

ミニ レンダラーは、すべてのライティングのベイク処理に依存します。現在のところ、拡散光のみに対応し、スペキュラ ライティングのソリューションはありません。

1. File > Settings > Editor Settings を選択します。
2. Property Editor で Enable experimental editor features をオンにします。
3. Asset Browser で、settings.ini ファイルを選択します。
4. Property Editor で render_ config を core/stingray_renderer/mini_renderer に設定します。

ミニ レンダラー用にシーンを準備することに関する詳細は、「モバイル デバイス用に VR コンテンツを最適化する」を参照してください。