ファクトリ レイアウトを解析する

搬送解析インジケータ

搬送インジケータは、搬送解析の結果を表示します。[搬送コスト][総コスト]という 2 つの計器は、レイアウトについてのフィードバックを視覚的に提供するものです。また、2 つの数値インジケータは、総搬送時間総搬送距離を表示します。

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搬送インジケータ

搬送コスト

選択内容に基づいた搬送コストを表示します。ステーションを再配置すると、解析結果を変更できます。

搬送コストはファクトリ オプションで定義されている複数の変数から派生しています。

搬送コストの設定

この設定から、搬送コストが高くなりそうな領域を識別することができます。

  • [パーツの数量]は、パスに沿って移動するパーツの数をさします。
  • [パーツの数量 x 流通量]は、セグメントの長さに合わせて調整されたパス セグメントに沿って移動するパーツの数をさします。
  • [搬送コスト]は、ステーションに接続された各セグメントの搬送コストに比例します。
  • 負荷の比率は、色つきのバーでフラグをつけるステーションの数を調整します。
合計コスト

選択内容に対する搬送コストと設備のコストの合計を視覚的に表示します。

総搬送時間

選択した搬送パスにかかる合計時間。

総搬送距離

選択内容に対するすべての搬送パスの合計距離。

解析フラグと接続線

フラグ フラグはステーションの負荷を示します。番号付きの赤いフラグは、ステーションの負荷またはマテリアル フローが高いことを意味しています。フラグにより、搬送コストの改善につながる潜在的な改善点があるステーションを迅速に視覚化することができます。
接続線 接続線は、ステーション間のパスを示しています。通路やレーンの要件は反映していません。接続線は赤または緑で表示されます。赤い線は、負荷またはマテリアル フローのパスが高いことを示します。これにより、搬送コストに影響を与えるような潜在的な改善点がある領域を分離できます。

右クリック メニューのコマンド

[ジョブを選択] 別のジョブを選択し、新しく選択した内容に対して結果を更新します。
[インジケータ] フライアウト リストは、使用可能なインジケータを表示します。項目をクリックして追加したり、表示されている結果から削除することができます。チェックマークは、インジケータが表示されていることを示しています。
[インジケータを閉じる] これは、ステーションのインジケータがダッシュボードに追加された場合にのみ表示されます。ダッシュボードを右クリックした後、[インジケータを閉じる] > [インジケータ名]を選択すると、ダッシュボードから削除できます。