[フレーム解析設定] - [梁モデル]タブ

フレーム解析設定は、すべてのフレーム シミュレーションに適用されます。新しいフレーム シミュレーションを開始するたびに、これらの基本設定が使用されます。グローバル設定は、シミュレーション プロパティを変更することによって、シミュレーション単位でオーバーライドできます。

ここでは、[梁モデル]タブのコントロールについて説明します。

アクセス:

リボン: [フレーム解析]タブ [設定]パネル [フレーム解析設定]
[梁モデル]  
  [リジッド リンクを作成]

手動でリジッド リンクを作成できるようになります。モデル変換時には、自動的にリジッド リンクが作成されないように、ボックスをオフにします。ニーズや好みに応じて、手動でリジッド リンクを作成できます。

  [公差]

自動変換で梁間の最大寸法を考慮するために指定します。

2 つの梁間の距離が公差を乗じた断面のサイズよりも小さいときは、最も近いノード間にリジッド リンク接続が作成されます。

有効な入力範囲は -100% ~ 500% です。値を 0 に設定した場合、梁は互いの右横に配置する必要があります。不正確さが原因で、隣り合った梁でも接続されない場合があります。このため、既定値は 2 に設定されています。正の値を入力すると、I 型溶接など、間にギャップのある梁の間にリジッド リンクが作成されます。負の値は、リジッド リンクを作成するために、梁の間に交差が必要になることを定義します。

フレーム アセンブリの自動変換中に適用されるルールの詳細については、「自動モデル変換」ヘルプ トピックを参照してください。

  [留め接ぎ梁の終端をトリム]

選択した場合、重なり部分は自動モデル変換時にトリムされます。

[オリジナル モデル]  
  [表示形式]

変換後、すべてのコンポーネント(梁や他のパーツ)の既定の表示設定を指定します。

  • [非表示]: コンポーネントの表示設定はオフです。
  • [透明]: 無効になっているコンポーネントの表示設定の特性を使用します。
  • [シェーディング]: 標準のシェーディング コンポーネントの設定を使用します。