3D 接触ジョイントのプロパティ

3D 接触ジョイントのプロパティを設定します。2D 接触ジョイントは非永久的で、非くい込みです。

3D 接触ジョイントを作成する前に、各コンポーネントが互いにくい込んでいないことを確認します。

3D 接触ジョイントは、未知力の計算とは互換性がありません。 未知力を使用したシミュレーションを開始する前に、3D 接触ジョイントを省略することをお勧めします。

アクセス:

[ダイナミック シミュレーション]ブラウザで、3D 接触 ジョイント を右クリックし、[プロパティ]を選択します。

[ジョイントを省略]

このチェック ボックスをオンにすると、ジョイントがすべての計算から除外され、このダイアログ ボックスの他のフィールドがすべて無効になります。

チェック ボックスをオフにすると、3D 接触ジョイントがすべての計算に含まれ、すべてのフィールドが有効になります。既定では、ジョイントがすべての計算に含まれます。

別の方法として、[ダイナミック シミュレーション]ブラウザでジョイントを右クリックし、右クリック メニューから[ジョイントを省略]を選択します。

テキスト ボックス( [剛性] [ダンピング] 、および [摩擦] )を使用し、定数値または時間に対して変化する値を入力します。

矢印をクリックして、[定数値]または[入力グラフ]を選択します。既定は[定数値]です。[定数値]を選択した場合は、テキスト ボックスに値を入力できます。入力グラフを選択した場合、テキスト ボックス内にが表示されます。このアイコンをクリックすると、入力グラフが開き、経時変化する値を定義できます。

[剛性]

ばねダンパーベースの荷重の剛性を設定します。剛性とは荷重が適用されたときの 変形 に対する弾性ボディの抵抗力。

[ダンピング]

ダンピング値を設定します。

すべての要素法線接触力は、次のパラメータの関数です。

  • [剛性]
  • 2 つのパーツ間のくい込み。
  • [ダンピング]
  • 2 つのパーツ間の法線速度。

[摩擦]

摩擦係数 を設定します。

(詳細)

追加パラメータを表示します。

[パーツ 1 上の接触点]

ジョイントのコンポーネント 1 上の接触点がグラフィックス ウィンドウに表示されることを意味します。このチェック ボックスをオンにすると、[最大数]が有効になります。

[パーツ 2 上の接触点]

ジョイントの 2 番目のコンポーネント上の接触点がグラフィックス ウィンドウに表示されることを示します。このチェック ボックスをオンにすると、[最大数]が有効になります。

[最大数]

すべての接触点ではなく一部の接触点を表示する場合に、表示する接触点の最大数を設定します。

[表示]

ジョイントの表示尺度と表示色を設定します。

[尺度]

ジョイント荷重の ベクトル の尺度を設定します。

このオプションを使用すると、すべてのベクトルがグラフィックス ウィンドウに表示されます。

既定は 0.01 です。

[色を変更]

Microsoft の[色の設定]ウィンドウを開き、ジョイントの色を選択できます(表示する場合)。

3D 接触ジョイントを作成する方法を表示する