2D 接触ジョイントのプロパティ

2D 接触 ジョイント のプロパティを設定します。これらのジョイントは非永久的で、貫通しません。

2D ジョイントを追加する前に、入力に使用するプロファイルまたはエッジの法線がジョイントから離れた方向を指していて、エッジやプロファイルが互いにくい込んでいないことを確認します。

2D 接触ジョイントは、未知力の計算とは互換性がありません。 未知力を使用したシミュレーションを開始する前に、2D 接触ジョイントを省略することをお勧めします。

注: 2D 接触ジョイントの場合、パーツ 2 には、パーツ 1 に対する平面の自由度のみを与えることができます。
アクセス:

[ダイナミック シミュレーション]ブラウザで、2D 接触ジョイントを右クリックし、[プロパティ]を選択します。

[ジョイントを省略]

すべての計算からジョイントを除外します。既定では、ジョイントはアクティブで、すべての計算に含まれます。

親コンポーネント に対する法線の方向を変更します。

子コンポーネント に対する法線の方向を変更します。

パラメータ

衝撃の際に 2 つのコンポーネント間の法線ベクトルがどのように変化するかを示します。

反発係数は、2 つのコンポーネント間における法線速度の、接触前と接触後の比率です。(反発係数は比率であるため、単位がありません)。

反発係数は常に 0 から 1 までの間です。反発係数が 1 の場合、衝突は完全な弾性があり、反発係数が 0 の場合は弾性がありません(つまり、通常の反発がありません)。

既定では、反発係数は 0.8 です。

摩擦係数 を設定します。

この値には 0 ~ 2 を指定できます。最大値を 2 に設定すると、摩擦係数に物理的影響(熱、湿度、経年変化など)を追加する特別なケースをモデリングすることが可能です。

(詳細)

追加プロパティを表示します。

[荷重表示]

グラフィックス ウィンドウ内で、選択した力 ベクトル を表示するためのパラメータを設定します。使用可能な力のベクトルは次のとおりです。

  • [作用力]とは親コンポーネントから子コンポーネントに作用する力です。
  • [反力]とは}子コンポーネントから親コンポーネントに作用する力です。
  • [法線]とは力の法線ベクトル コンポーネントです。
  • [接線力]とは力の接線ベクトル コンポーネントです。
  • [合成力]とは力の合計(法線ベクトル コンポーネントと接線ベクトル コンポーネントの合計)です。
  • [尺度]

左側の力のベクトル タイプのグラフィックス表示の尺度を設定します。

このオプションを使用すると、すべてのベクトルが表示されます。

既定は 0.01 です。

  • [色を変更]

Microsoft の[色の設定]ウィンドウを開き、左側の力のベクトル タイプの色を選択できます。