複数日日照シミュレーションでは、指定した日付範囲に対する、指定した時刻または時間範囲の、プロジェクトの場所での影の移動を示すアニメーションが生成されます。アニメーションの各イメージの間隔としては、1 時間、1 日、1 週間、1 ヵ月を指定できます。
太陽パスを使用するには
- プロジェクトの地理的な位置を指定します。
- 影の表示をサポートしている 2D ビューまたは 3D ビューを開きます。
- 太陽と影を有効にし、その強度を調整します。
注: 既定のテンプレートを使用する場合、最初に太陽パスをオンにすると、<インセッション、照明>設定が指定され、[ビューを規準]が選択されています。[ビューを規準]が選択されていると太陽は表示されません。太陽の設定を指定するためのオプションがダイアログに表示されます。
- ダイアログが表示される場合は、[はい]をクリックし、現在のプロジェクトの場所を使用して太陽を表示します。
- 作図領域で、地面の羅針盤の上にカーソルを置き、右クリックして[複数日]をクリックします。
[複数日]モードが有効になり、[インセッション]プリセットが指定されます。
注: 各日照シミュレーション モードには、セッション内のプリセットがあります。このプリセットを使用して、アクティブなビュー内に太陽の一時的な設定を指定し、影のパターンの変化を確認できます。次に、この太陽の設定を
プリセットとして保存でき、これにより、すべてのビューを横切るこのプロジェクト全体の設定に、簡単に、繰り返しアクセスすることができます。プリセットは[太陽の設定]ダイアログで使用できます。このダイアログにアクセスするには、太陽パスのいずれかの要素を右クリックし、コンテキスト メニューから[太陽の設定]を選択します。
- 次の太陽パス コントロールを使用して、太陽をその移動範囲内でドラッグするか、異なる日付と時刻を入力して、太陽の位置を指定します。これらのコントロールの図と説明については、「太陽パスを使用する」を参照してください。
- 現在の太陽の設定をプリセットとして保存するには、「太陽の設定のプリセットを使用する」を参照してください。
日照シミュレーションをプレビュー、保存、書き出すことができるようになります。
[太陽の設定]ダイアログを使用するには
- 影の表示をサポートしている 2D ビューまたは 3D ビューを開きます。
- 影を有効にし、その強度を調整します。
ヒント: 太陽の位置を表示するには、太陽パスも有効にします。
- ビュー コントロール バーで
[太陽のパス オフ/オン]
[太陽の設定]をクリックします。
- [太陽の設定]ダイアログの[日照シミュレーション]で、[複数日]を選択します。
- [プリセット]で、定義済みの太陽設定のいずれかを選択し、[OK]をクリックします。または、[<インセッション、複数日>]を選択し、以降の手順を実行して独自の太陽設定を定義します。
- [設定]の下で太陽の位置を指定します。
- [場所]に正しいプロジェクトの場所が表示されていることを確認します。
場所を変更するには、
(参照)をクリックし、住所または緯度と経度を検索するか、または[既定の都市リスト]から最も近い大都市を選択して、プロジェクトの場所を指定します。
- シミュレーションの開始日と終了日を入力します。
使用しているコンピュータのオペレーティング システムで指定されている日付形式が入力した日付に適用されます。
注: 日付と時刻のどちらの値についても、入力した開始値が終了値より後の場合は、値が自動的に修正されます。
- シミュレーションの開始時刻と終了時刻を入力するか、[日の出から日没まで]を選択します。
- [時間間隔]で、アニメーションの各イメージの間の時間を指定します。
時間間隔を選択すると、[フレーム数]に、日照シミュレーションのアニメーションに入るイメージ数が表示されます。
- 地面に影を付けるには、[地盤面]をオンにし、影を表示するレベルを選択します。
[地盤面]をオンにすると、2D ビューおよび 3D のシェーディングされたビューの指定されたレベルに影が付きます。[地盤面]をオフにすると、地形面が存在する場合に、地形面に影が付きます。
注: 地面はレンダリング ビューでは使用されません。レンダリング ビューで影を付けるには、プロジェクトで地面をモデル化します。
- アクティブなビューで太陽設定をテストするには、[適用]をクリックします。
- 現在の太陽設定をプリセットとして保存するには、[設定を保存]をクリックし、一意の名前を入力して、[OK]をクリックします。
- 完了したら[OK]をクリックします。
日照シミュレーションをプレビュー、保存、書き出すことができるようになります。