チュートリアル: 遠心ポンプ

このチュートリアルでは、後方に傾斜した翼を持つ遠心ポンプ内の流れをシミュレートします。このモデルは、渦巻き部、流入側パイプ、回転翼、回転領域から構成されます。

回転領域は、回転翼を完全に囲むボリュームであり、これは回転部品とその周囲の静止物体間のインタフェースとなります。

次は、回転領域です。

参考までに、次が回転翼です。

流体は水で、回転翼が毎分600回転します。ヘッドがゼロの状態(最大の流量)でポンプを操作します。ポンプに対して損失水頭を設定するには、流出口に正のゲージ圧境界条件を指定するか、流入口に負のゲージ圧を指定します。

解析実行中、回転翼は静止した渦巻き部の中で回転します。これによりタービン翼列間と渦巻き部の相互作用を解析できます。

定常状態の結果を得るには約4回完全に回転させる必要があります。解析を始める際には、回転速度をゆっくりと上げ、安定性と解析の精度を確保します。回転翼が希望の速度で回転するようになった後、翼の間隔分回転する時間ステップサイズを使用します。

注: このチュートリアルでは、モーション モジュールが必要になります。

主なトピック

目標

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