MAX シーンを前のバージョンで保存できます。 これには、[ファイルの種類](Save As Type)ドロップダウン リストを使用します。

[ファイルの種類](Save as Type)ドロップダウン リストの 3ds Max の前のバージョンの選択肢
このオプションは、以下のコマンドで使用できます。
3ds Max 2012、および 3ds Max 2011 と現在のリリースの間のすべてのリリースのフォーマットに保存できます。
重要: [前のバージョンで保存](Save As Previous)の動作は、アクティブに作業をしているシーンが変更されないという点で
[コピーを名前を付けて保存](Save Copy As)と似ています。ただし、既存の
リタイマはベイク処理されて削除されるという点が異なります。そうでなければ、現在のシーンは
Autodesk 3ds Max 2015 フォーマットのまま残ります。
Autodesk 3ds Max 2015 バージョンを使用した[保存](Save)および[名前を付けて保存](Save As)では、両シーンに同じファイル名を指定しない限り、前のバージョンのファイルは上書きされません。
Autodesk 3ds Max 2015 よりも前のバージョンのシーンを開くとき、シーンは自動的に
Autodesk 3ds Max 2015 フォーマットに変換されます。この場合、[保存](Save)を使用すると
元のシーンが上書きされます。
アプリケーション メニュー
[プロパティ](Properties)
[ファイル プロパティ](File Properties)
[ファイルのプロパティ](File Properties)ダイアログ ボックス
[内容](Contents)タブを選択することにより、シーンがどのバージョンで保存されたかを調べることができます。3ds Max 2012 シーンは「バージョンとして保存: 14.00」(Saved As Version: 14.00)と表示され、以降の各リリースではバージョン番号が増分します。例:

3ds Max 2012 シーンのバージョン情報
Autodesk 3ds Max 2015 の新規機能は、以前のバージョンではサポートされません。以前のバージョンを使用して Autodesk 3ds Max 2015 から保存したシーンを表示する場合、サポートしていない機能に関する警告メッセージが表示されることがあります。
注意とヒント:
- コンテナコンテナ(MAXC ファイル)が同じバージョン フォーマットで保存されている場合のみ、前のバージョンのシーンでコンテナを継承することができます。 「コンテナ(Container)
名前を付けて保存(Save As)」を参照してください。
- FBX へのファイル リンク 前のバージョンのシーンでは、ファイルを前のフォーマットで保存する前に Autodesk 3ds Max 2015 でジオメトリをバインド([リンクを管理](Manage Links)ダイアログ ボックス
[ファイル](Files)パネル
[バインド](Bind)ボタン)した場合にのみ、FBX ジオメトリが表示されます。FBX ジオメトリをバインドすると、ライブ ファイル リンク接続は切断されます。
- 外部参照シーンおよび外部参照オブジェクト Autodesk 3ds Max 2015 シーンが、別の Autodesk 3ds Max 2015 シーンまたはAutodesk 3ds Max 2015 シーン内のオブジェクトを外部参照する場合、以前のバージョンでは、新規バージョン シーンの外部参照が不明ファイルとして報告されます。これは、外部参照されているファイルも以前のフォーマットで保存することにより解決できます。