PopupMenuItem オブジェクト(ActiveX)

AutoCAD プルダウン メニューの単一メニュー項目。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

クラス情報

クラス名

AcadPopupMenuItem

オブジェクトの継承

Object
   AcadPopupMenuItem

作成時に用いる項目

VBA

PopupMenu.AddMenuItem
PopupMenu.AddSeparator
PopupMenu.AddSubmenu

経由する項目

VBA

PopupMenu.Item

メンバー

次のメンバーはこのオブジェクトの一部です。

メソッド	プロパティ	イベント
Delete	Application Caption Check Enable EndSubMenuLevel HelpString Index Label Macro Parent SubMenu TagString Type	なし

注意

ポップアップ メニュー項目は、メニューのエントリを示しています。使用可能なポップアップ メニュー項目には 3 つのタイプがあります。

• 単純なメニュー項目(サブメニューのないメニュー)
• セパレータ(メニューに表示される境界)
• サブメニュー(サブメニュー項目のあるメニュー)

単純なメニュー項目は、インデックス、ラベル、タグ、マクロを持っています。インデックスとは、個々のメニュー項目が置かれているメニュー上の位置です。ラベルは、ユーザに表示されるメニュー項目の内容と形式を定義する文字列です。タグは、英数字およびアンダースコア(_)で構成される文字列です。タグは特定のメニューのメニュー項目を一意に識別します。メニュー項目は、同一のラベルをメニュー内に持つことはできますが、同一のタグを持つことはできません。エンドユーザにはタグが見えません。マクロは一連のコマンドで、メニュー項目が選択されたときに、指定した動作を実行します。

サブメニュー項目も、インデックス、ラベル、タグを持っています。サブメニュー項目に関連付けられたマクロはありません。代わりに、自身に関連付けられている完全な PopupMenu オブジェクトを持っています。PopupMenu オブジェクトは、ユーザがサブメニュー項目を選択したときに表示されるメニューです。サブメニュー項目に関連付けられた PopupMenu オブジェクトを探すには、SubMenu プロパティを使用します。

セパレータは、インデックスだけを持っています。セパレータのインデックスは、メニューのどこにセパレータが表示させるかを指定します。

新しいメニュー項目を追加するには、 AddMenuItem 、 AddSeparator 、または AddSubmenu メソッドを使用します。