ブレークポイントからプログラムをステップ実行するには(Visual LISP IDE)

ステップ ツールを使用すると、一度に 1 つまたは複数の式を実行しながらプログラムの中を移動できます。

注: Visual LISP IDE は Windows でのみ使用可能です。
  1. Visual LISP テキスト エディタ ウィンドウで、プログラムを中断したいコード式の左括弧の前にカーソルを置きます。
  2. [デバッグ] [ブレークポイントを切り替え]をクリックしてブレークポイントを設定します。
  3. [ツール] [エディタ内のテキストをロード]をクリックします。
  4. AutoCAD に切り替え、コマンド プロンプトに対して、このプログラムの実行を開始するためのコマンドまたは関数を入力します。
  5. Visual LISP で、[デバッグ] [ステップ イン]をクリックします。

    実行が始まり、括弧で囲まれた式が評価される前、つまりコードの論理的な区切りで一時停止します。

    注: また、[F8]を押して[ステップ イン]ツールを実行することもできます。
  6. プログラムのコードのステップ実行を続けるには、[ステップ イン]をもう一度クリックします。
  7. [デバッグ] [ステップ オーバー]をクリックします。

    [ステップ オーバー]ツールを使用すると、式全体(およびネストされた式)が評価され、その後、式全体の末尾で停止します。カーソルが、評価された式の末尾に移動します。

    注: [Shift]+[F8]を押してこのツールを実行することもできます。
  8. ブレーク ループを終了して通常どおりのプログラムの実行を再開するには、[デバッグ] [継続]をクリックします。