ブレークポイントは、プログラム内の実行を一時停止する場所を示すために使用します。
注: Visual LISP IDE は Windows でのみ使用可能です。
プログラムが一時停止されている間に、プログラムをコードごとに実行し、その実行をモニターし、式によって返されたまたは変数に格納された値を表示することができます。プログラムをロードする前でもロードした後でも、プログラム内でブレークポイントを設定できます。ただし、プログラムをロードした後にプログラム内のテキストを変更して、ブレークポイントを追加すると、そのブレークポイントはコードを再ロードした後のみ使用できるようになります。
注: ブレークポイントは、Visual LISP の編集セッション中は有効なままで、[ツール]メニューから[設定を保存]をクリックすると、他のセッションでも保持されます。
Visual LISP の現在の状態を保存しても、ブレークポイントが保持されない状況もあります。ブレークポイントは、次のいずれかの操作を実行したときには自動的に失われます。
- ブレークポイントが設定されているコードを削除する。
- Visual LISP のエディタ以外でプログラムを編集する(たとえば、メモ帳を使用してファイルを編集して保存するなど)。
- ブレークポイントを含むコード フラグメントに Visual LISP のコード整形機能を使用する。
注: プログラムのコードを修正したら、[アクティブな編集ウィンドウをロード]ツールでプログラムを再ロードして、ブレーク ループに入ったときにソース コード内の正しい位置がプログラムによって表示されるようにします。次のメッセージ ボックスは、文字を変更した後にプログラムを再ロードする必要がある場合に表示されます。