概要 - キーボード入力を処理する(DCL)

カスタム ダイアログ ボックスを作成するときは、キーボード ショートカットを設定できます。

注: AutoLISP での DCL のサポートは Windows のみに制限されています。

すべてのダイアログ ボックスに共通なキーボード ショートカットもあります。たとえば、一般に[Tab]を使用するとユーザはタイルからタイルに移動でき、[Spacebar]を使用するとトグルのオン/オフを切り替えられます。各アクティブ タイルは、タブ ストップ(既定)にする必要があります。

アクセラレータ キーとして動作する 2 つのキーがあります。了解キー(通常は[Enter])はダイアログ ボックスと入力値を受け入れます。キャンセル キー([Esc])は、ダイアログ ボックスと値を取り消します。AutoCAD では初めてダイアログ ボックスを表示するとき、いずれかのタイルに最初のキーボード フォーカスを設定します。ユーザの入力内容は、ユーザがフォーカスを別のタイルに移動するまで、このタイルに影響を与えます。

[Tab]を押すと、タイルからタイルにフォーカスが移動します。ニーモニック キーストロークとも呼ばれるキーボード ショートカットの 1 つを入力することもできます。タイル間を移動するとフォーカスは変わりますが、選択することにはなりません。フォーカスを持っているタイルを選択した後にそのタイルのアクションを実行するには、[Enter]を押す必要があります。タイルの種類によっては、[Enter]キーを押す代わりにダブルクリックすることもできます。