Visual LISP では、プログラム実行のどの段階でも、制限なくシンボル、値、関数にアクセスできます。
注: Visual LISP IDE は Windows でのみ使用可能です。
Visual LISP のデータ検査ツールはモードレスのウィンドウとして実行され(ただし、[シンボル サービス]ダイアログ ボックスを除く)、プログラムの動作に関係なく、ユーザが必要とする限りスクリーン上に表示しておくことができます。
- [ウォッチ]ウィンドウ - 任意の変数セットの現在値が表示されます。
- [トレース スタック]ウィンドウ - 最新の呼び出し履歴が表示されます。任意のスタック レベルで、対応するコード、呼び出しコード、ローカル変数などを表示することができます。
- [シンボル サービス]ダイアログ ボックス - シンボルの現在値の他シンボルの現在のフラグが表示されます。このダイアログ ボックスで値とフラグの両方を変更できます。
- 検査ウィンドウ - AutoLISP オブジェクト(文字列から AutoCAD のブロック定義まで)が必要な任意のレベルの詳細度で表示されます。
- [フレーム バインディング]ウィンドウ - 特別なスタック フレームのすべてのローカル変数の値(つまり、呼び出しシーケンス内の特定の関数呼び出し)が表示されます。