例: マルチ テキスト オブジェクトから Microsoft Word ドキュメントに文字列をコピーする(AutoLISP/ActiveX)

次に示す例は、Microsoft Word 2010 とともに動作する AutoLISP アプリケーションとマルチ テキストを含む AutoCAD 図面を作成します。

注: AutoLISP での ActiveX のサポートは Windows のみに制限されています。

新しい AutoLISP プログラムを作成し、ActiveX サポート関数をロードする

  1. Visual LISP で、[ファイル] [ファイルを新規作成]をクリックします。
  2. [ファイル] [別名で保存]をクリックします。
  3. [名前を付けて保存]ダイアログ ボックスで、
    • 新しい AutoLISP ソース ファイルの場所を指定します。
    • [ファイル名]ボックスに、copyMText2Word と入力します。
    • [ファイルの種類]ドロップ ダウン リストから[LISP ソース ファイル]を選択します。
    • [保存]をクリックします。
  4. 新しい Visual LISP のテキスト エディタ ウィンドウで、(vl-load-com) と入力します。

AutoCAD アプリケーションと現在の ModelSpace オブジェクトを取得し、それらのポインタを格納します。

Microsoft Word のタイプ ライブラリを読み込む

次のコードの引数 :tlb-filename をシステム上の msword8.olb ファイルを指すように変更します。

Microsoft Word アプリケーションへの接続を確立する

モデル空間でマルチ テキスト オブジェクトを処理する

コードをロード、実行する

  1. Visual LISP で、[ツール] [エディタ内のテキストをロード]をクリックします。
  2. AutoCAD のコマンド プロンプトに対して copymtext2word と入力し、[Enter]を押します。