形式(.set)ファイルでは、自動レポートと手動実行レポートの両方の形式をあらかじめ設定します。形式ファイルでは次の項目を定義します。
[レポート形式ファイル設定]ダイアログ ボックスを使用して、形式ファイルを作成または修正できます。
自動レポートの実行時には、各レポートでユーザからの入力が不要となるように、.set ファイルに含まれるより多くのオプションを使用できます。自動レポートについては、次のセクションで説明します。形式ファイルは必要な数を作成できます。更新可能なインテリジェント テーブルを使用している場合、形式ファイルは、レポート表を一意にするための 3 番目の項目になります。複数の更新可能なテーブルを同じレポートに同じスコープで挿入できるようにするには、レポートごとに異なる形式ファイルを使用する必要があります。更新可能なテーブルを挿入しない場合、またはレポートやスコープが異なる場合は、別々の形式ファイルを使用する必要はありません。
最初のセクションに X-Y 座標を入力するか、[クリック]をクリックしてロケーションを選択できます。レポート表を複数のセクションに分割する場合、および図面ごとに複数のテーブル セクションを使用可能にする場合、テーブル セクションから隣のテーブル セクションまでの距離を定義できます。ここで入力する値は、テーブル セクションの終端から次のテーブル セクションの開始部分までの距離です。たとえば、テーブル セクションの間を水平方向に 2 インチ空けたい場合は、[X 方向の間隔]に値として 2 を入力します。値が空白の場合は、ゼロとして解釈されます。
選択したレポートで使用可能な各ファイル タイプを選択し、その種類ごとにファイル名を入力できます。自動レポートを使用してレポートを実行するときに、複数のファイル タイプを選択すると、各ファイルがレポート データから作成されます。
カスタム ポスト プロセス LISP 関数を作成した場合は、これらのユーザ ポスト オプションを .set 形式ファイルに保存できます。形式ファイルにユーザ ポスト オプションを含めた場合、[レポート ジェネレータ]ダイアログ ボックスにレポートが表示される前に、オプションが実行されます。また、自動レポートの実行中にユーザ ポスト オプションを使用することもできます。
レポートの実行時に、含めるフィールド、フィールドの順序、フィールドのラベルなどを変更する場合は、[レポート ジェネレータ]ダイアログ ボックスの[レポート形式の変更]ボタンを使用します。この情報は既定の形式ファイルに保存されます。レポートの実行時に、形式ファイルを選択しない場合は、このレポートの既定の形式ファイル(ある場合)が使用されます。表設定などのレポート設定がすべて事前定義されている既定の形式ファイルを修正するには、[レポート形式を設定]を使用します。
回路図レポート | 既定の形式ファイル |
---|---|
部品表: 通常の集計形式 |
BOM |
部品表: 通常の集計形式(装置/ロケーションでグループ化) |
BOM_LOC |
部品表: 集計した購買リストの形式で表示 |
PUR_BOM |
部品表: [タグごと]の形式で表示 |
TAG_BOM |
未定義の部品表 |
NOCAT |
コンポーネント |
COMP |
配線の From/To |
WIREFRM2 |
コンポーネント配線リスト |
WIRECON |
コネクタ プラグ |
PJCON |
PLC I/O アドレスと説明 |
PLC |
PLC I/O コンポーネントの接続 |
PLCCON |
これまでに使用した PLC モジュール |
PLCUSED |
端子番号 |
TERM |
端子図面 |
TERMPLAN |
コネクタ概要 |
QPINRPT |
コネクタ詳細 |
PINRPT |
ケーブル概要 |
CBL |
ケーブルの From/To |
CABLECON |
配線ラベル |
WIRELABEL |
パネル レポート | 既定の形式ファイル |
---|---|
部品表: 通常の集計形式 |
BOMPNL |
部品表: 通常の集計形式(装置/ロケーションでグループ化) |
PBOM_LOC |
部品表: 集計した購買リストの形式で表示 |
PUR_PBOM |
部品表: [タグごと]の形式で表示 |
TAG_PBOM |
コンポーネント |
PNLCOMP |
銘板 |
PNL_NP |
配線接続 |
PNLWCON |
コンポーネント例外 |
PNLXCPT |
端子例外 |
PNLTXCPT |
配線の注釈例外 |
PNLWANNO |
未定義のレベル/シーケンス割り当て |
LEVBLNK |