結果データ
studyrlt
ユーティリティを使用すると、os1、.os2、ow3 などの Moldflow 結果ファイルから情報を抽出できます。
抽出できる情報の種類には、以下のものがあります。
単一の計算結果(バルク温度の標準偏差、Z 方向の最大変位量、ウェルド ラインを持つエンティティ数など)、
さまざまな形式での結果セット全体(XML、PATRAN など)、
ユーザー指定ファイルにエクスポートした反り形状(ASCII STL (.stl)、PATRAN (.pat)とモデル ファイル(.udm)などのファイル形式)。
注:
バイナリ STL 形式はサポートされません。
このセクションの内容
単一計算結果の抽出
結果は、すべてのデータ セットに基づいて計算することができます。または、キャビティ領域、ランナー領域などの特定の領域、または単一の要素にさえ、データを制限して計算することができます。結果は、ユーティリティ画面出力を使用して表示され、関連するスタディ フォルダ内の単一値結果ファイル(
スタディ_名.val
)に書き込まれます。
結果 ID の特定
結果 ID は、結果の一意の識別子です。結果 ID の参照はファイル
results.dat
にあります。このファイルは、プログラム インストール フォルダのデータ フォルダにあります。分かりやすくするために、このファイルのヘッダーには、データ ブロック構造の詳細情報があります。
結果ファイルの計算例
XML ファイルとして結果をエクスポート
studyrlt を使用して、結果を XML 形式でエクスポートすることができます。
形状データの Patran (.pat) 形式でのエクスポート
形状の情報は、
studyrlt
ユーティリティを使用して Patran (.pat)形式でエクスポートできます。
反り形状データのエクスポート
studyrlt
ユーティリティを使用して、反り形状をユーザー指定のファイルにエクスポートすることができます。このユーティリティは、ASCII STL (.stl)、Patran (.pat)、およびモデル ファイル(.udm)出力形式をサポートしています。バイナリ STL 形式はサポートされません。
親トピック:
結果の抽出と処理