Vault Server のインストールが完了したら、任意のクライアント マシンに Vault Client をインストールできます。また、カスタム Vault 配置を作成したり、既存の Vault Client のインストールに対して機能を追加および削除することができます。
Autodesk Vault Client とは
Vault Client には、独立したアプリケーションとして動作するものと、アドインとして他のアプリケーションに統合されているものがあります。いずれも、Vault サーバと接続してファイルにアクセスし、Vault 操作を実行する機能があります。
Vault Client は、Vault Server (Autodesk Data Management Server と呼ばれることもあります)と連携して動作します。クライアントからサーバにアクセスするには、Vault Server がインストールされ、設定されている必要があります。
注: オートデスクの設計アプリケーションに統合される Vault Client の場合、対応するオートデスクのアプリケーションのライセンス インストールを行う必要があります。各製品のハードウェアおよびソフトウェア要件を参照してください。
Vault Client のインストール メディアでインストールできるクライアントおよびアプリケーション
次のクライアントおよびアプリケーションのいずれかをインストールするには、Vault Client のインストール メディアを使用します。
注: これらのアプリケーションおよびコンポーネントの詳細については、
オンライン ヘルプを参照してください。
Vault のインストール メディアを使用して、配置を作成することもできます。
インストールの前準備
- Autodesk および Microsoft のアプリケーションをすべて終了しておいてください。
- ウィルス スキャン ソフトウェアを無効にしておいてください。
- インストールする Vault Client のリリースが、インストール済みの Autodesk Data Management Server のリリース年と一致していることを確認します。たとえば、Autodesk Vault 2015 にアップグレードする場合、サーバとクライアントの両方のコンポーネントを同じリリース年にアップグレードする必要があります。詳細については、「Vault をアップグレードする」を参照してください。
- 画面の解像度は 1024 × 768 以上を推奨します。低解像度の画面で大きなフォントを使うと、ダイアログ ボックスの表示が読めなくなるおそれがあります。