アーキテクチャル マテリアル

アーキテクチャル マテリアルの設定は、物理的なプロパティなので、アーキテクチャル マテリアルをフォトメトリック ライトおよびラジオシティと併用すると、最大限の現実味が得られます。これらの機能を組み合わせることで、精度の高いライトの研究を作成できます。

アーキテクチャル マテリアルをフォトメトリック ライトおよびラジオシティ ソリューションと併用すると、正確なライトレベルによるリアルなレンダリングを実現できます。

アーキテクチャル マテリアルを標準の 3ds Max ライトとともにシーンで使用することや、ライト トレーサで使用することは推奨できません。このマテリアルの要点は、正確なモデリングを提供することです。フォトメトリック ライトおよびラジオシティとともに使用してください。一方、mental ray レンダラーはアーキテクチャル マテリアルをレンダリングできますが、次のような制限があります。

ヒント: アーキテクチャル マテリアルを使用してリアルにする必要がない場合、標準マテリアルなど他の種類のマテリアルを使用してください。

マテリアル テンプレート

新しいマテリアルを作成する場合、さまざまなテンプレートから選択できます。テンプレートは、プリセット マテリアル パラメータのセットです。テンプレートは、作成したいマテリアルの参考にできます。「[テンプレート](Templates)ロールアウト」を参照してください。

mental ray レンダラーによるアーキテクチャル マテリアルのレンダリング

mental ray レンダラーはアーキテクチャル マテリアルをレンダリングできます。ただし、次のような制限があります。

  • [エネルギーを放出 (輝度ベース)](Emit Energy (Based on Luminance)): この設定は無視されます。アーキテクチャル マテリアルは、シーンの照明には使用されません。
  • サンプリング パラメータ: mental ray レンダラーでは独自のサンプリングが使用されるので、これらの設定は無視されます。
ヒント: mental ray でレンダリングする場合は、アーキテクチャル マテリアルではなく Arch & Design マテリアルを使用することを強くお勧めします。このマテリアルは mental ray 用に特別に設計されており、柔軟性、レンダリング特性、速度共に優れています。