パイプ配管の水力パフォーマンスを検査するには

選択したパイプ配管の水力とエネルギーの勾配線について、外観とデータを確認します。荷重のかかるパイプと浸水マンホールを特定します。年超過確率の設定を調整して、異なる嵐レベルの条件下におけるパフォーマンスをモデル化します。

1. 排水溝ネットワークの変更後に[排水溝ネットワークのサイズを変更]オプションを実行していない場合は、このオプションを実行します。

   をクリックします。

2. 、[パフォーマンスを検査]をクリックします。
3. 最初のパイプ コネクタを選択する前に、必要に応じて年超過確率設定を調整します。設定の既定値は 1/10 です。
   
4. キャンバス下部に表示されるツール チップの指示に従います。
注: 道路または地形サーフェスから地下排水構造物を選択することはできません。サーフェスの下をナビゲートして構造物を選択してください。
• 最初のパイプ コネクタを選択します。(選択したコネクタは黄色でハイライト表示されます)。
  

  解析を開始する前にパイプ コネクタの選択を変更するには、コネクタをもう一度クリックして選択を解除してから、別のコネクタを選択します。

• 使用可能なコネクタから 2 番目のコネクタを選択します。(紫色でハイライト表示されます)。
• 解析対象のパイプ配管が、2 つの黄色いコネクタ間に表示されます。

5. [Enter]をクリックして解析を開始します。

[パフォーマンスを検査]オプションにより、次のようになります。

• 荷重のかかる流入口または浸水マンホールにラベルが付けられます。
  
• パイプの向きの変更に対して計測された、水力とエネルギーの勾配線の視覚的な解析結果が表示されます。このデータを確認するには、斜線つき境界ボックスに沿って垂直バー上でカーソルを動かします。
  

  青いバーは、パイプ内の水深(フローではなく)を示しています。つまり、これが水力の勾配線になります。

  緑の線は、パイプの向きの変更またはパイプの内側を示しています。

  黄色い線は、エネルギーの勾配線を示しています。