概要 - コラボレーション

コラボレーション グループ内で、モデルの開発内容を共有することができます。

InfraWorks 360 では、ユーザまたは共同制作者がクラウドにパブリッシュしたモデルを共同で開発することができます。 コラボレーション グループのメンバーは、最新の同期済みバージョンのモデルに編集内容を取り込む準備が整ったら、その編集内容を同期します。

共有モデルの場合、InfraWorks 360 の[ホーム]のタイルに、クラウドを示すミニアイコン が表示されます。

モデルを共有しているコラボレーション グループ内でのロールにより、ワークフローにおける自分の役割とタスクが決まります。ロールには、管理者、パブリッシャー、作成者、リーダーの 4 つがあります。上位レベルのロールは下位レベルのロールの権限をすべて持ちます。たとえばパブリッシャーは、モデルをクラウドにパブリッシュして、モデルの共有、アップグレード、削除を行うだけでなく、作成者と同じように変更内容の編集と同期を行うことができますが、管理者の権限であるコラボレーション グループの作成や管理を行うことはできません。

ユーザは複数のグループに所属することができます。別のグループでのロールは、同じであっても、異なっていても構いません。「概要 - グループのロール」を参照してください。

コラボレーション グループの管理者は、グループの設定、メンバーシップの管理、各メンバーへのロールの割り当てを行うことができます。

パブリッシャーと管理者は、Web ブラウザでの表示用にモデルを準備するなど、共有モデルの管理操作を行うことができます。

共有モデルのキャッシュ

パフォーマンスを改善するため、InfraWorks 360 により、システム上のクラウド モデルがキャッシュされます。 にカーソルを合わせると、クラウド モデルのキャッシュの場所が表示されます。 クラウド モデルのキャッシュの場所は、[アプリケーション オプション]で変更することができます。たとえば、サイズの大きなモデルを使用する場合は、既定の C ドライブではなく、容量の大きな D ドライブ上にクラウド モデルのキャッシュ ディレクトリを作成することをお勧めします。

注: クラウド モデルのキャッシュと混同しないように、InfraWorks 360 は、生成済みサーフェス(図面)のタイルもキャッシュしてパフォーマンスを改善します。 [アプリケーション オプション]を使用して、生成済みサーフェス タイルのキャッシュの既定の場所を変更することもできます。