この手順を実行するには、AutoCAD の[ブロック エディタ]、[ブロック作成]パレット、AutoCAD 属性定義に慣れる必要があります。
カスタムの縮尺バーを作成するには
[ブロック エディタ]を使用して縮尺バー ブロックを作成します。
その尺度に使用する計測と同じ区切りにすることができます。たとえば、マップの尺度が 1 インチ:1 マイルの場合、各区切りは 1 インチになります。横線のポリラインは、2 インチの区切りになるように正確に 2 インチにすることができます。
縮尺バーの区切りとして尺度の増分を示す縦線を定義します。これらの区切りが縮尺バーに認識されるには、[属性定義]オプションを使用して縮尺バーにそのタグを割り当てる必要があります。縮尺バーを挿入すると、各区切りに区切り間の距離が表示されます。たとえば、縮尺率が 1:10,000 で、増分がインチの場合、インチの区切りには 10,000 と表示されます。
[タグ]では、 Map.ScaleBar.Division.Labelx という構文を使用する必要があります。たとえば、最初の区切りの値には Map.ScaleBar.Division.Label1 を指定できます。
また、 Map.ScaleBar.Division.Label0.5 のように小数表記の区切りを含めることができます。
各区切りの長さを指定しないと、AutoCAD Map 3D ではビューポートと縮尺バー間の割合を計算できません。
このオプションは、[ブロック作成]パレットでも使用できます。
主要な区切りであり、小数表記の区切りでない限り、任意の区切りを使用できます。
コマンド プロンプトに PROPERTIES と入力することもできます。
AutoCAD Map 3D では、このパラメータを使用してビューポートの尺度と縮尺バー間の割合を計算します。
たとえば、尺度が 1 インチ:1 マイルの場合、単位としてインチを指定します。
マップに使用する計測単位(メートルやフィートなど)を示すラベルを表示できます。単位が設定されているマップに縮尺バーを追加すると、実際の単位が表示されます。
必要に応じて、文字のスタイル、サイズなどのパラメータを指定できます。次に、[OK]をクリックします。ラベルの影付き画像がカーソル位置に表示されます。
縮尺率は単位を指定しない絶対的な尺度値です。この値は、紙上の長さの計測とそれに対応する実際の距離の間の関係(割合)を示します。たとえば、1:10,000 です。表示マップに縮尺バーを挿入すると、現在の縮尺率が表示されます。
必要に応じて、文字のスタイル、サイズなどのパラメータを指定できます。次に、[OK]をクリックします。ラベルの影付き画像がカーソル位置に表示されます。
[尺度]オプションを使用して、縮尺バー ブロック内のエンティティのサイズを制御します。縮尺バー ブロックの尺度を調整して、印刷用紙の特定の区切りの長さを表示できます。
この操作で、縮尺バー ブロック内のすべてのグラフィックスと文字が拡大/縮小されます。
縮尺バーを挿入するときに、カスタム ブロックをロードできます。パラメータと属性は縮尺バーを挿入するときに解釈され、実際の値で置き換えられます。縮尺バーを調整するには、[プロパティ]パレットまたは[縮尺バーのプロパティ]ダイアログ ボックスを使用します。