XGen モディファイアを使用してスプライン プリミティブをシェイプおよびコントロールする

XGen モディファイアを使用すると、スプライン(Spline)プリミティブの外観と動作を変更できます。たとえば、ヘアの束およびヘアとファーのコイルを生成することができます。

各モディファイアのタイプについては、「XGen モディファイア」を参照してください。

XGen モディファイアをディスクリプション(Description)に追加する

  1. XGen エディタで、グルームまたはインスタンス化されたスプラインのディスクリプション(Description)を選択します。
  2. モディファイア(Modifiers)タブをクリックします。
  3. 新しいモディファイアの追加(Add new modifier)アイコン をクリックします。
  4. モディファイア ウィンドウを追加(Add Modifier Window)から 1 つまたは複数のモディファイアを選択します。

    XGen は、選択したのと同じ順序でスタックにモディファイアを追加します。

  5. (モディファイアが複数の場合)スタック内でモディファイアを上下に動かすには、 または アイコンをクリックします。モディファイアを動かすと、モディファイアの位置が処理される順番に変わり、修正されたスプラインの外観と動作が変更されます。
    重要: XGen では、束(Clumping)モディファイアがスタック内の他のモディファイアの前に置かれます。束(Clumping)モディファイアの下に表示されるモディファイアはありません。
  6. ディスクリプション(Description)をプレビューします。
  7. (オプション)モディファイアを自由に変形するには、スプラインに複数のコントロール頂点を追加してみてください。これを行うには、プリミティブ(Primitives)タブをクリックし、プリミティブ アトリビュート(Primitive Attributes)セクションでモディファイアの CV 数(Modifier CV Count)の値を増やします。
  8. (オプション) Maya が複数のモディファイアを処理するときのパフォーマンスを向上するには、グルームをベイク処理(Groom Bake)モディファイアを追加できます。「グルーム ベイク処理モディファイア(Groom Bake modifier)」を参照してください。

モディファイアを無効にする

モディファイアを無効にして、処理スタックから一時的に削除することができます。これは計算時間を短縮するのに役立ちます。無効化されたモディファイアはプリミティブに影響しません。モディファイアの設定は削除されません。

モディファイアを無効にするには

  1. モディファイア(Modifiers)スタックで、無効にするモディファイアをオフにします。

    これを選択すると、再度有効にできます。

モディファイアを削除する

モディファイアを完全に削除すると、スタックから削除され、その設定も削除されます。

モディファイアを削除するには

  1. モディファイア(Modifiers)タブで、次のうちいずれかの操作を行います。
    • モディファイア(Modifiers)ツールバーで アイコンをクリックしてから、表示されるメニューから削除(Delete)を選択します。
    • 削除するモディファイアを右クリックし、削除(Delete)を選択します。

モディファイアを保存する

モディファイア設定を XGFX ファイルに保存し、同じモディファイア タイプの他のインスタンスに適用できます。別のディスクリプション(Description)にこのファイルをロードすると、設定を適用できます。モディファイア ファイルには、モディファイア アトリビュートに関する情報のみ含まれています。パッチ データなど、モディファイアで使用される情報は保存されていません。

重要: モディファイアはトポロジに依存しています。保存したモディファイア設定を別のメッシュに適用しても、その効果が異なる場合があります。
  1. XGen エディタのモディファイア(Modifiers)タブで以下のいずれかを実行します。
    • モディファイア(Modifiers)ツールバーで アイコンをクリックし、次に、表示されるメニューからモディファイアの保存(Save Modifier)を選択します。
    • 保存するモディファイアを右クリックし、次に、表示されるメニューから保存(Save)を選択します。
  2. ファイルを保存する場所を参照します。

モディファイアをロードする

  1. XGen エディタのモディファイア(Modifiers)タブで、モディファイア(Modifiers)ツールバーの アイコンをクリックします。
  2. 次のいずれかを選択します。
    • グローバルのロード(Load Global): ${XGEN_LOCATION} 環境変数で指定されるディレクトリからモディファイア ファイルをロードします。
    • ローカルのロード(Load Local): ${XGEN_ROOT} 環境変数で指定されるディレクトリからモディファイア ファイルをロードします。
    • ユーザのロード(Load User): ${HOME} 環境変数で指定されるディレクトリからモディファイア ファイルをロードします。

    選択されたモディファイア ファイルが、その保存済みアトリビュート値とともにロードされます。

    環境変数を使用したフォルダの場所の設定に関する詳細については、「ユーザ、ローカル、グローバル ファイル リポジトリの場所を指定する」を参照してください。

親トピック: XGen プリミティブのシェイプおよび制御

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