Advance Steel 2016 Revit Extension の拡張機能と新機能について説明します。
- Extension でプレートを Advance Steel に読み込んで戻すことが可能に: Advance Steel プレートは Revit のプレート ファミリに転送されます。前のバージョンでは、これらのプレートを Advance Steel に読み込んで戻すと、特殊パーツになってしまいました。 Advance Steel Extension for Revit 2016 以降は、Advance Steel に読み込んで戻されたプレートは、プレート オブジェクトとなります。「プレート」を参照してください。
- Extension で Revit のプレートの同期が可能に: プレートを同期ダイアログから読み込むと、[
設定
]メニューの[構造要素のみを読み込む]オプションが上書きされます。
つまり、[構造要素を読み込む]オプションがオンになっていても、同期ダイアログから適用する場合は、プレートが Revit プロジェクト内に読み込まれることになります。「Revit でのプレートの同期」を参照してください。
- Extension は新しいマッピング システムを使用: Advance Steel 2016 Revit Extension は新しいマッピング システムを使用しています。この新しいメカニズムでは、Revit ファミリ と Advance Steel テーブル間の 1 対 1 のマッピングと、Revit プロファイル タイプと Advance Steel SectionName 間の 1 対 1 のマッピングを使用します。「Revit ファミリ ベースのセクション マッピング」を参照してください。
- Revit マテリアルが Advance Steel にマッピング: Revit の[金属]と[コンクリート]カテゴリの一般的な構造マテリアルがマッピングされました。これらのマテリアルは、Revit の AEC マテリアル ライブラリで確認できます。「マテリアル マッピング」を参照してください。
- Advance Steel の始端と終端の入れ替わり - Revit 書き出し/読み込み: 前のバージョンでは、Advance Steel と Revit 間でモデルを転送すると、梁の始端と終端が入れ替わってしまいました。Revit との一貫性を維持するために、コードが書き直され、SMLX を通じて梁を転送したときにも始端と終端が入れ替わらないようになりました。「Advance Steel - Revit ファイル転送」を参照してください。
- Revit の同期ダイアログで梁と柱の断面の回転を認識、適用: 「Advance Steel - Revit の同期」を参照してください。
- 傾斜柱の転送の向上: 前のバージョンでは、Advance Steel の傾斜柱を Revit に転送し、Advance Steel に転送して戻すと、セクションがミラー化され、開始位置と終了位置がわずかに変わってしまうという問題がありました。位置と回転の転送を改善することで、この問題を解決しました。「Advance Steel - Revit ファイル転送」を参照してください。
- 同期ダイアログでは[位置]と[オフセット]の変更を 1 行の修正行に表示: システムの軸の開始点と終了点の座標点のプロンプトが表示されます。これは、曲り梁を含むあらゆる線形要素に適用されます。「同期ダイアログの[位置]と[オフセット]表示」を参照してください。
- メイン チェック ボックスにフィルタを適用: 同期ダイアログのメイン チェック ボックスはフィルタを適用して使用することができます。フィルタを使用してオブジェクトを選択し、メイン チェック ボックスがアクティブになっていると、選択した行の個々のチェック ボックスのみがオンになります。「フィルタを適用したメイン チェック ボックス」を参照してください。
- Extension の[F1]ヘルプボタン: [Advance Steel Extension]リボン([アドイン]タブ)にマウスのカーソルを合わせて[F1]キーを押すと、Extension のヘルプが記載された Web ページが開きます。このページは、他のすべてのプラグインのヘルプ ドキュメントと同様に、Revit ヘルプ内にあります。
- GTC ファイル拡張子を SMLX ファイル拡張子に置き換え: GTC /GTCX ファイル拡張子を SMLX (Steel Markup Language)ファイル拡張子に置き換えました。Revit の[書き出し]ダイアログと[読み込み]ダイアログには、新しいファイル形式のみが含まれます。