Simulation Job Manager (Flex バージョン)

注: このページのおよびサブページの情報は、Simulation Mechanical Flex (製品のクラウド ベースのバージョン)に適用されます。 Simulation Mechanical のデスクトップ バージョンに搭載されたジョブ マネージャの詳細については、ここをクリックしてください。

はじめに

Simulation Job Manager は、Autodesk Simulation Mechanical Flex およびその他の Autodesk Flex 製品で実行されるジョブのリアルタイムのステータス情報を提供します。実行した(ローカルまたはクラウドの)ジョブのアクティビティと履歴が表示されます。さらに、同じクラウド クレジット アカウントを使用して、他のワークステーションから送信されたクラウド解析のアクティビティと履歴も表示されます。

Simulation Job Manager を使用して、次のタスクを実行できます。

  • クラウドで実行するシミュレーション、またはローカルに実行するジョブのステータスを同時に監視します。
  • 現在実行中のシミュレーションを停止します。
  • Autodesk Simulation Mechanical Flex プログラムがローカル コンピュータ上で実行されていない場合でも、バックグラウンドでシミュレーション ジョブを実行し、結果をダウンロードします。

Simulation Job Manager を開くには、次の 2 つの方法があります。

  • Windows® スタート メニューで[すべてのプログラム] [Autodesk] [Autodesk Simulation Job Manager] [Simulation Job Manager]をクリックする
  • 通知領域で[Simulation Job Manager]アイコンをクリックする

注: クラウドで解析を実行するには、アカウントに使用できるクラウド クレジットが必要になります。アカウントで使用可能なジョブ数を超えると、Simulation Job Manager では、ジョブを実行するためにクラウド クレジットを追加する必要があることを示すエラー メッセージが表示されます。このメッセージ ダイアログ ボックスから、オートデスクのクラウド サービスのアカウント ページにアクセスできます。またはローカルの解析でクラウド クレジットを必要としたり使用したりしない場合は、ここをクリックできます。

Autodesk アカウントにサイン インする

Autodesk Flex 製品で解析を実行するには、Autodesk ID とパスワードが必要です。アカウントをお持ちでない場合に、アカウントを登録してログイン資格情報を設定するには、ここをクリックしてください。

Simulation Mechanical Flex を開始する前に、Autodesk アカウントにサイン インする必要があります。これは有効なサービス Subscription が必要であるためで、解析をローカルで実行する場合も、クラウドで実行する場合も必要となります。Simulation Job Manager を使用してサイン インします。

サイン インするには:

  1. Simulation Job Manager の右上隅にある[サイン イン]をクリックして、ドロップ ダウン メニューから[Autodesk 360 にサイン イン]をクリックします。
  2. [Autodesk - サイン イン]ダイアログ ボックスに、アカウントの登録時に使用した Autodesk ID または電子メール アドレスを入力します。
  3. パスワードを入力します。
  4. [サイン イン]をクリックします。

正常にサイン インが完了すると、ユーザ インタフェースの右上隅近くに表示される「サイン イン」という文字がログイン名(または電子メール アドレス)に置き換わります。

シミュレーション プロセス

  1. ローカル コンピュータにインストールされている Simulation Mechanical Flex バージョンで、すべてのモデルの設定タスクを実行します。
  2. ローカルで解析する場合、一度に 1 つの解析を開始して実行します。クラウドで解析する場合は、1 つまたは複数のジョブを開始します。(クラウド クレジットに十分な残高がある場合は、クラウドで複数の解析を同時に実行できます)。

    解析を開始するには、[シミュレーションを実行]コマンドを使用するか、「 ソルバー マネージャ 」を使用します。後者のオプションを使用した場合、特定の日時に実行するようジョブをスケジュールすることができます。

    注: [ツール] [アプリケーション オプション] [解析] [既定のターゲット コンピュータ]で指定した設定は、[シミュレーションを実行]コマンドがジョブをローカルまたはクラウドで実行するかを決定します。[ソルバー マネージャ]により、実行する設計シナリオごとにモデルを解析する場所を指定できます(アプリケーション オプションを変更する必要はありません)。
  3. クラウドの解析では、Simulation Job Manager はモデルを圧縮および暗号化し、Autodesk® の安全なストレージ サービスに転送します。
  4. ジョブが実行されると、結果は Autodesk® の安全なストレージ サービスに格納されます。
  5. ジョブの進行とともに、結果とシミレーションの進行情報が使用可能になると、Simulation Job Manager はそれらをローカル ワークステーションに転送します。
  6. ジョブが完了すると、Simulation Job Manager は最終結果をローカル ワークステーションに転送します。結果を確認して視覚的に表示し、設計プロセスを進めることができます。

このプロセス中はいつでも、Simulation Job Manager を使用して、解析の各ステップを追跡できます。