[ハブ階層](Hub Hierarchy)ロールアウトは、ハブの固定、脊椎が予期せず突然移動する問題の解決、およびハブの再ターゲットを実行するコントロールを提供します。
手順
胸部に影響させずに骨盤を調整するには:
- 胸部を 選択します。
- [階層](Hierarchy)パネルに切り替えます。
- [ハブ階層](Hub Hierarchy)パネルで、[ボーンをピン](Pin Hub)にチェック マークを付けます。
インタフェース
- ボーンをピン
- ハブを一時的にロックして、その子ハブに影響させることなく親ハブを変換できるようにします。このコマンドは、アニメーション モードの選択されたハブを右クリックすると表示される、[ツール 2](Tools 2)クアッド メニューの[ボーンをピン](Pin Bone)からアクセスすることもできます。
この一般的な例は、上半身の配置を変更せずに骨盤を傾斜させるために、キャラクタの胸部を固定させる場合です。[ボーンをピン](Pin Hub)をオンにすると、骨盤を操作しても胸部に影響しません。
注: このオプションは、FK 脊椎では使用できません。
骨盤が選択された状態
骨盤を移動しても、胸部は動きません。
- 脊椎が動作を制限
- 通常、胸部を持ち上げたりプッシュしすぎると、ハブがその範囲にとどまるよう、脊椎がハブの動作を制限します。ハブを移動することでハブがポップ(予期せず突然移動)する場合は、脊椎がハブの動きを誤って制限している可能性があります。問題の原因が脊椎であるかどうかを確かめるには、[脊椎が動作を制限](Spine LImits Movement)をオフにしてみてください。
[再ターゲット](Retargeting)領域
- 回転に影響する(Allow IK Rotations)
- [回転に影響する](Rotations)は再ターゲット専用です。オンにすると、ハブは、リム IK ターゲットの位置とリム角度の間で最適に回転、移動します。オフにすると、ハブは移動するのみです。