モーション Mixer では、同一クリップが複数のトラック上で複数回使用されると、これらのクリップは相互にインスタンスまたは適合となります。
1 つの Biped または同じサイズの複数の Biped に対して複数回使用されている同じクリップは、インスタンスと呼ばれます。異なるサイズの複数の Biped に対して使用されている同一クリップは、適合と呼ばれます。
これらの用語が使用される理由は、ロードしたクリップをミキサーが Biped のサイズに調整するためです。初めてロードしたクリップは、ミキサーが必要に応じて調整します。クリップをクローンまたは再ロードすると、ミキサーは必要に応じて新しいクリップを Biped のサイズに調整し、それ以前にロードされたクリップとの相違点を検査し、同じクリップであるかどうかを確認します。同じである場合は、新しいクリップと以前のクリップは、互いにインスタンスとなります。同じでない場合は、新しいクリップと以前のクリップは、互いに適合となります。
足跡のアニメーションでは、「適合」という用語は、足跡のシーケンスに対して生成されたキーを意味します。アクティブな足跡を編集すると、ボディと脚のキーが自動的に調整されます。このとき、足跡は、キャラクタ アニメーションのキーフレームを操作するための一種の「ギズモ」になります。大半の場合において、足跡に対して行った編集は、直感的な方法でキーに作用します。